3度目の緊急事態宣言で壊滅的な銀座にアイドルプロジェクト発足
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、25日から3度目の緊急事態宣言の期間に入った東京都。
日本最大級の繁華街の銀座では、コロナ禍のこの約1年間は花金でさえ飲食店の客の姿はほとんど見当たらず、度重なる休業や時短要請は飲食店の体力をむしばんでいる。
スナックやクラブなどが加盟する銀座社交料飲協会には約1200店舗が加盟していたが、この1年間で6分の1に当たる約200店舗が脱退。ほとんどは営業不振による閉店だという。
「先行きが見えない今の銀座に少しでも明るく楽しい話題を提供して行きたい。
そして、コロナ収束後には、新しいお客様にも来ていただけるように今は大切な準備期間と考えたい。
「銀座をもう一度、元気にしたいです。」と語るのは、これまで「マツコ会議」など様々なテレビ番組で紹介されてきた銀座の名物ママ、河西泉緒さん。
現在、銀座の魅力を発信すること、銀座を盛り上げることを目的として銀座発のアイドルグループをつくろうとしている。「この取り組みは、ただ単に話題づくりというだけではなく、銀座で働く女性たちに新しい収入源をつくりたいという目的もあります。現在、当店のスタッフにはライブアプリによる配信の機会を設けたり、一人一人の個性を活かした商品開発など、コロナ禍での収入源を少しでも補填できるよう様々な取り組みを試みています。」
今回の銀座発アイドルプロジェクトは、これまで銀座の飲食店を利用してきた企業をはじめ、総合企画プロデュース会社、音楽制作会社など様々な業界からの応援を受けて立ち上げたもので、国内最大級の音楽フェス「やついフェス」のプロデューサーとしても知られる、お笑い芸人のやついいちろうのユーチューブチャンネルにて、本日20時よりドキュメントバラエティ番組「ザギンでドルアイ!?」として配信が開始される。