雨模様のソラリス、結成5周年の独白。―――もがき、悩み、それでも「今が一番いい」と彼女たちが言い切る理由

【photo by @t_s_p_1988 (instgram)】
2026年、雨模様のソラリスは結成5周年という大きな節目を迎える。デビュー当時の初々しい記憶から、ファンと作ってきたワンマンの感動、そしてメンバーの卒業と新体制への移行。彼女たちの歩みは、常に「変化」と「挑戦」と共にあった。5周年記念ワンマンライブ『Return to Forever』を目前に控えた今、4人が語る想いをインタビューした。
第一章:5年間の振り返り——「雨模様のソラリス」という居場所の変遷
デビュー当時—— 「最初はとにかく『かっこいいグループなんだ』って考えていて、尖った存在でいようと思っていました。DSPMSTARSという大きな枠組みの中で、最初は研究生のような立場。先にさよステさん(※さよならステイチューン)がデビューしていく中で、淡い期待と『本当に自分たちは選ばれるのか』という不安が入り混じっていました。そしてとうとう雨ソラ結成に至り、ついに迎えたお披露目の日。当時はまだ3曲。それでも、ボカロPさんの楽曲という、私たちが期待していたアーティストらしい世界観でライブができる喜びは、代えがたい想いでしたね。」

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オルタナティブポップ——「実は、途中で後付けされた名前なんですよ。結成当初からあったわけではなくて、結成して2〜3年経った頃、.yell liveさんの公式番組に出させてもらう時に『雨ソラを紹介する肩書きがない』となって。スタッフさんから送られてきたのが、この言葉だったんです。初期の『かっこよくあろう』という尖った姿勢と、活動を続ける中で出てきたメンバーそれぞれの『可愛さ』や『人間味』。そんな一見相反する要素が混ざり合って、今の自由なポップスに昇華されたのが、私たちのオルタナティブ・ポップなのかな。実は、まだ分かってないです(笑)」
1stアルバム、そして1stワンマン——「デビューから時間が経ってリリースされた1st アルバム『amity』は、今でもファンの皆さんが『名盤だよね』と言ってくれる、私たちにとって本当に大切な初めての作品です。リリイベで地方を回ったり、目まぐるしくも充実していました。ただ、当時はコロナの影響でまだ声出しが禁止されていた時期。ライブはまだ、自分たちの楽曲を一方的に『魅せる』というスタンスでした。初めて声出しが解禁されたのが、harevutaiでの『amity』2周年ワンマンライブだったと思います。最初は『私たちのファンに声出しが必要なのかな?』という戸惑いもありましたが、そこからライブの形が変わっていきました。」

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番外編:たべる子のぬいぐるみ🐰について—— 「あ、これ(笑)。元々はマネージャーさんの私物だったんですよ。 2022年かな。名古屋遠征の時、『車の目印になるから』ってダッシュボードに置いてくれてたんです。それを見た私が『可愛い!』ってなって、持っていっちゃって。ホテルに着いてマネージャーさんが『うさぎがいない!』って探したら、私が自分の部屋に持ち込んで、布団に入れて一緒に寝てたっていう。それきり離れられなくなっちゃいました(笑)。」(彼女のinstagramには、いつもこのうさぎさんが登場する。)
24時間配信の裏側と、2ndワンマン—— 「『万里一ソラ』の話ですね。『神田明神でワンマンをしたい』という一心で走り抜けた24時間配信。必死になってみんなで走り抜けられたました。今、思い返しても配信アーカイブをみたいと笑っちゃいます。そして忘れもしない、イベント前日にメンバーがコロナに感染し、あの時は頭がまっしろになりました。ゲネプロを終えて車で帰っているその瞬間に、喉の違和感に襲われ…。結果的にライブは翌月になんとか開催されました。神田明神ではなくなっちゃったけど、半年前の1stワンマンの時よりも倍以上の人たちが来てくれて、ファンともメンバーともいままで以上に結束の強まるライブになりました。」(https://www.dot-yell.com/archives/27714/)

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4人体制への移行、これからの雨模様のソラリス——「2024年のいずみんの卒業。そこからの半年間は、正直ずっと悩んでいました。5人での完成形を4人に組み直す作業。できる曲が減るのが嫌で、短期間で全てのフォーメーションと歌割りを作り直しました。衣装も自分たちで買い揃え、必死に『新体制』としての形を整えようとしましたが、ステージに立つとどうしても『何かが足りない』感覚に襲われる。それでも足を止めず、少しずつ、一歩ずつ今の形を模索してきました。
4thワンマンと雨フェス——「そんな頃に開催された、4thワンマン。完売しなければ幕を下ろす(解散する)と覚悟を決めて臨みました。過去にソールドアウトを経験していなかった私たちにとって過去にないほどの覚悟でした。結果的に多くのファンのみんなが集まってくれて、かけがえのない経験になりました。そして翌月に実施された、主催フェスの『雨フェス(Festival in the Rain)』。あのフェスを開催できたことで、『ああ、まだ新しいこと、嬉しいことが待ってるんだ』と思えました。この2つのライブを経たことが大きな転機でした。あの景色を見たことで、ようやく4人での物語が始まっているんだと思えました。」

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第二章:個別インタビュー——5周年にかける「4人」の異なる苦悩と、共通の決意
たべる子(緑担当)——コンプレックスだった「声」が、武器になるまで
Q:5年間の活動を通して、自分自身の中で最も変わったと思う部分は?
「歌声に対する自信です。以前は自分の歌が上手くなった実感が持てなくて、いまも実感はないけれど、でも、ファンの方が私の声をたくさん褒めてくれるようになって、上手いってまだ胸を張るほどではないけれど『自分の歌声が好きになれた』んです。今回みたいな大きいライブって、手売りチケットでファンのみんなが動員に協力してくれてるのもうれしくて。5周年は、そんな私たちを支え続けてくれるファンが、周りに『うちの雨ソラ、いいだろ?』ってドヤ顔させてあげられるような、恩返しのステージにします!」

小泉 よう(オレンジ担当)——「最高」を更新し続けるための意地
Q:「過去の自分に負けるのが嫌」、5周年はどのような挑戦になりますか?
「5年も続けてくると、昔の勢いと比較されることもあります。でも、私は絶対に過去の自分に負けたくない。数字の面でプレッシャーを感じることもありますが、それはそれ。大事なのは、あの頃のどの私よりも、今の私が一番いいと思いたい。練習でもメンバーと『もっとよくしよう』って言い合える関係で頑張れていて。意地でも『今が一番いい』とファンに思ってもらえるライブを作ります。そして、5周年のその先もまだ描いていきたい。今日この5年間を振り返って、この先も大きな会場でのワンマンライブを目指してこの4人で頑張りたいって気持ちを改めて思えました。」

清野宮 あんな(赤担当)——「非日常」というライブハウスの魔法
Q:清野宮さんにとって「ライブ」とはどのような存在ですか?
「私はライブが好きなので、ワンマンでライブできるのはそれだけですごく楽しみです。ライブハウスという空間は特別なんです。ライブを見ることも自分で歌う時も、あの独特の高揚感が好き。なにかを表現しなきゃみたいな複雑なこだわりはなくて、ライブ特有の『わあー』と楽しい気持ちになれる感覚が好きなんです。これは、あんまりいうのは恥ずかしいんですけど、私、誰かのために頑張れることが好きなんです。雨ソラのファンが『今日、本当に楽しかったな』って真っ直ぐ伝えてくれるから、そう想えるんです。5周年ワンマンライブも、私にとって特別なその景色をみんなで作れたらうれしいです。」

神咲 雅(紫担当)——「大人」になった自分を動かした、ファンの熱意
Q:5周年を前に、自分自身の考え方が変わったと仰っていましたね。
「はい。この5年で、良くも悪くも考え方が大人になったというか、実は5周年の準備を始めた当初、昔ほど自分の中で熱が燃えない感覚があって。それが不安でした。でも、告知を出して皆さんの反応を見ていると、私以上に『燃えてくれている』のを感じて。デビューした頃、なにかに憧れて燃えていた私の想いを受け止めてくれたファンが、今度はその火を分けようとしてくれている。だからいま、逃げたくない。5年経ってもなお『もがき続けている自分』を見に来てほしいと思います。」

第三章:エピローグ——「Return to Forever」

【photo by @t_s_p_1988 (instgram)】
今回のツアー・ワンマンのタイトル『Return to Forever(永遠への回帰)』には、1stシングルのタイトルを想起させつつ、新たな決意で原点である代官山UNITのステージに立つという意味が込められている。これは、単なる記念日ではなく、諦めかけたこともある彼女たちと、信じ続けてくれたファンが、再び一つの大きな火を灯すための再出発の場所。彼女たちが5年間もがき、傷つきながらも守り抜いた「今」の雨模様のソラリスを、見届けてほしい。
【東名阪ツアーライブ・チケット情報】
雨天決行〜Coming 5th Anniversary大阪編〜
日程:2026年02月14日(土)
会場:LIVE SPACE CONPASS
時間:OPEN 11:30/START 12:00
チケット(+1D):ご購入はこちらから
優先入場チケット¥3,500 / 一般チケット¥2900 / 当日券¥3,500
出演者:
雨模様のソラリス
さよならステイチューン
いつかの夜に僕たちが、
抜けてるくらいがちょうどいい
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雨天決行〜Coming 5th Anniversary大阪編〜
日程:2026年02月14日(土)
会場:LIVE SPACE CONPASS
時間:OPEN 16:30/START 17:00
チケット(+1D):ご購入はこちらから
好天チケット¥6,000 特典:貼りパス / 囲み撮影 / 終演後公式打ち上げ参加(21:00終了予定)
一般チケット¥2,000
当日チケット¥2,500
当日券 ¥2,500
出演者:雨模様のソラリス
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雨模様のソラリス Coming 5th Anniversary Tour 2026〜名古屋〜
日程:2026年02月15日(日)
会場:SOUND SPACE DIVA
時間:OPEN 11:30/START 12:00
チケット(+1D):ご購入はこちらから
優先入場チケット¥3,500 / 一般チケット¥2900
当日券¥3,500
出演者:
雨模様のソラリス
さよならステイチューン
Twilight BlooM.
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雨天決行〜Coming 5th Anniversary名古屋編〜
日程:2026年02月15日(日)
会場:SOUND SPACE DIVA
時間:OPEN 16:30/START 17:00
チケット(+1D):ご購入はこちらから
好天チケット¥6,000 特典:貼りパス / 囲み撮影 / 終演後公式打ち上げ参加(21:00終了予定)
一般チケット¥2,000
当日チケット¥2,500
出演者:雨模様のソラリス
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雨模様のソラリス5周年
ONE MAN LIVE 〜Return to Forever〜
日程:2026年2月23日(月・祝)
会場:代官山UNIT
時間:OPEN 16:15 START 17:00
チケット(+1D):ご購入はこちらから
・好天チケット ¥15000 完売!!
特典:メンバーサイン入りパスステッカー/メンバーカラーTシャツ(カラーサイズ別)/囲み写メ/ワンマン当日までの軌跡映像付き
・一般チケット / 手売りチケット ¥3500