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【ライブレポート】RASCAL CLAN、1stワンマン公演をサンリオピューロランド フェアリーランドシアターで開催。コラボ・キャラクターとしてウィッシュミーメルも登場!

dot yell編集部

RASCAL CLANの1stワンマン公演が2月27日(日)に開催。その場所が、サンリオピューロランド フェアリーランドシアター。コラボ・キャラクターとしてウィッシュミーメルも登場。みずから”遊び場”と名付けた、「RASCAL CLAN 1st ONE-MAN “ROGUE PLAY GROUND”」公演の模様をここにお伝えしよう。

 
RASCAL CLANが活動を始めたのが2021年10月。あれからまだ4ヶ月強にもかかわらず、会場には大勢の観客たちが足を運んでいた。その様を見ていても、今のRASCAL CLANへ向けた期待の高さが伺える。初のワンマン公演がサンリオピューロランドのフェアリーランドシアターなのも、RASCAL CLANの認知度や期待値の高さを示してのもの。女性ファンが多いのも、RASCAL CLANの強みになっている。

 
美しく幻想的なSEに乗せ、メンバーたちが様々な組み合わせで次々と舞台に姿を現しパフォーマンスしてゆく。自然とフロア中から起きる手拍子。

 
ライブは、激しさとカラフルな音色を重ね合わせた曲調も印象的な「ゼツ」からスタート。メンバーらの飛び跳ねる姿に合わせ、フロアでも手にしたペンライトを振りながら跳ねだす人たちが登場。7人は、気持ちを前へ前へと押し上げるカラフルでアッパーな楽曲と沸き立つ感情をシンクロ。キャッチーな歌を通して親しみやすさを見せながらも、しっかり観客たちの気持ちの熱を上げていった。終盤には、メンバーと観客たちが同じ動きをし合う場面も登場。それにしても、すさまじい早口ナンバーだ。その勢いに気持ちも嬉しく引っ張られる。

 
この会場へひと足早く春の風を運ぼうと、RASCAL CLANは甘えた仕種も見せながら、華やかなダンスビートに乗せ「春より青い夏」を歌っていた。とても耳に心地好い歌や楽曲だ。カラフルな衣装のメンバーらに似合う鮮やかさを覚えるサウンドと耳へ軽やかに響く彼女たちの歌声に誘われ、身体が揺れ続ける。フロアでも、手にしたペンライトを揺らしながら、肌に優しい歌の風を感じている人たちも多かった。少し甘えたり、求め願うように歌う声も、胸を惹く要素だ。

 
「ここは、みんなとの遊び場。いっぱい楽しもうな」と、メンバーらが声をかけてきた。彼女たち自身も、この空間でライブを行うことを楽しんでいた。

 
「最後まで全力で遊び尽くしていきましょう!!」の言葉に相応しく、次に披露した「ワンフレーズ」では、メンバーらがフロア中から響く手拍子をパワーに変えていた。楽曲が進むごとに、速さもカラフルさもパワーも増してゆく。その熱へシンクロするように、メンバーたちの歌声にも強気な表情という熱が加わりだす。巧みに変化する楽曲の表情に合わせ、歌声も多様に変化。歌声と曲の表情が寄り添いあうからこそ、見ている側のアガりたい気持ちの熱もそこへ引っ張られる。

 
歌始まりの「IRIS」だ。メンバーたちは揺れ動く心模様を、同じように揺れ動く感情的な歌声に乗せ具現化してゆく。楽曲へ導かれるように、胸に秘めた思いを彼女たちは歌いあげる。その歌声は、願いや祈りにも見えていた。

 
ズンズンと身体を刺激するダンスビートに合わせ、舞台の上で跳ねだすメンバーたち。華やかでパワフルなダンスナンバー「Show me light」に乗せ、彼女たちは光を求める物語を語りだす。力強くダイナミックな動きにも惹かれるが、スケールあふれたHIPなダンスロックの上で、沸き立つ気持ちのまま光を求めて挑む姿勢を7人は示していた。「エピローグの先を知りたくて」と彼女たちは歌っていた。RASCAL CLANが描こうとしているその先の景色、とても興味深い。

 
ゲストで、ウィッシュミーメルが舞台へやってきた。愛らしいキャラクターの登場に、メンバーらか何より大興奮。「動悸が…」という声も含め、メンバーみんなの少し声がうわずっていた気持ちも、わかる気がする。

 
ウィッシュミーメルとコラボレートしたのは、現実を忘れた異空間へ連れ出すアップテンポでエレクトロなチップチューンの「クロスファイア」。遊び心を満載したサウンドとメルヘンの住人とのコラボは、とても似合う表情だ。メンバーたちは、ウィッシュミーメルを囲む形でパフォーマンス。この共演を本当に楽しんでいた。ウィッシュミーメルも「クロスファイア」のダンスパフォーマンスを習得。しっかりメンバーの一員として踊りに興じていた。ウィッシュミーメルの拳を振り回すときの愛らしさは、本当に胸キュンな姿。

 
歌い終わりメンバーみんなが「可愛いー!!」と声を上げずにいれなかった気持ちも、すごくわかる。1曲だけのコラボじゃもの足りない。立ち去るウィッシュミーメルに向け、「いかないでー」と声を上げるメンハーたちの気持ちや名残惜しむ姿も納得だ。

 
次に披露したのが、新曲の「ユーアンドミー」。この楽曲はRASCAL CLANの持ち歌の中でもとくに可愛らしさを全面に押し出した、一緒に口ずさみたくなる印象深い歌。彼女たちは愛しい憧れの人への片思いの心情や胸に秘めた気持ちを、あふれ出すままに歌っていた。 メンバーらの振りも、とてもチャーミング。すぐに真似しやすい振りだから、一緒に振り真似しながら、7人と甘酸っぱい片思いの恋気分に心揺らしてもらいたい。もちろん、彼女たちのあふれだす想いもしっかり受け止めてほしい。

 
華やかな音符の風が会場中で舞い踊る。RASCAL CLANは「SEASON」を歌いながら、この空間に胸くすぐるいろんな気持ちの絵の具を広げてきた。心に秘めたいろんな愛しい感情を、7人は華やかで軽やかな音のパレットの上で調合しながら、巡る四季というカンバスの上に揺れる感情の絵として描いていった。彼女たちは、「誰もいない2人の世界につれていって」と歌っていた。その声に、胸がキュッと鳴る愛おしさを覚えていた。

 
歌い終わり、新曲について「いい曲」「ちょっと照れながら歌ってた」と、RASCAL CLANの中へ新たに増えた「可愛い」の表情の魅力についての感想も述べていた。

 
ライブも後半へ。披露したのが、新曲の「夜更けRTA」。こちらは、わちゃわちゃした電子音が駆けめぐる爆裂したエレクトロダンスチューン。BPMの速さが凄まじい。バーストし飛び散るエレクトロな衝撃音の上で、身体を小刻みに揺らし、躍動したパフォーマンスをメンバーたちは見せてゆく。激しく駆ける楽曲に合わせ、メンバーたちもテンション高い歌声をぶつける。ポイントは、転調する曲の表情に合わせ、7人の歌声の表情も巧みに変わってゆくこと。と書きつつも、メンバーらの気持ちはズーッと前へ前へと向きながら、沸き立つ想いをフロア中の人たちに届けていた。

 
続く「アウトサイドボックス」では、この遊び場をいろんなオモチャが詰まったワンダーランドに見立て、彼女たちは、オモチャ箱から飛び出した7体のDOLLになり、舞台の上でわちゃわちゃと騒いでいた。この空間をカラフルな遊び場に塗り上げ、力強く腕を振り翳し、高らかに声を上げ、一緒に飛び跳ねながら遊ぼうよと熱い誘いをかけていた。

 
最後にRASCAL CLANは、どんな境界線もぶっ壊し、想いを一つに繋がろうと、「No Border」を力強く高らかに歌っていた。今の彼女たちが胸に抱いた強い意志が揺るがなければ、RASCAL CLANはいろんな境界線を取り払い、すべてを一つに繋げてゆく力を見せていくはずだ。その強い意志が薄れない限り、7人は限界を超えた先の世界へと突き進み、今とはまた異なる新しい世界を見せてくれるに違いない。彼女たちはこの歌を、その場にいる人たちへ向けてはもちろん。自分たち自身の気持ちへ刻むように歌っていた。

 
アンコールでメンバーたちは、2階のガーデンステージも用い、訪れた人たちとの心の距離をグーッと近づけようと、元気に、パワフルに「RINNE」を歌いながら、右腕を高く突き上げ、フロア中の人たちと一緒に思いを一つにしていた。

 
最後にRASCAL CLANは、ふたたび「クロスファイア」を熱唱。メンバー自身が舞台の上でわちゃわちゃ戯れながら、みずからの気持ちを解き放つことを楽しんでいた。フロアにいる人たちも、メンバーらの動きに合わせ同じ振りをしながら楽しいの輪に飛び込んでいた。何より、舞台上を無邪気に駆けまわるメンバーたちの姿が本当に楽しそうだ。最後にはここを遊び場へとしっかり塗り替えながら、メルヘンなこの空間に、熱情した夢と汗沸き立つ姿も描き加えていった。

 
歌い終わり、「この先もRASCAL CLANは大きなステージを目指して進んでいきます」と力強く宣言。「ラスカルー!!」と声を上げながら舞台を去っていった。




PHOTO:真島洸(Cuon)
TEXT:長澤智典


© 2022 SANRIO CO., LTD. APPROVAL No.P1303041



■イベント情報


<RASCAL CLAN 紘仲音羽生誕祭2022 〜#おとの踊れるもんシリーズ 生誕祭ver.〜>

2022年3月11日(金)東京都 渋谷clubasia
GUEST:SAE(ミームトーキョー) / MITSUKI(ミームトーキョー)


<RASCAL CLAN 2nd ONE-MAN>

2022年6月26日(日)東京都 代官山UNIT




セットリスト


「OPENING SE」

「ゼツ」

「春より青い夏」

「ワンフレーズ」

「IRIS」

「Show me light」

「クロスファイア」(ウィッシュミーメル・コラボ)

「ユーアンドミー」

「SEASON」

「夜更けRTA」

「アウトサイドボックス」

「No Border」


-ENCORE-


「RINNE」

「クロスファイア」

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