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【ライブレポート】エラバレシ、6周年公演をノンストップでお届け!!

dot yell編集部
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2月に、TVアニメ『賢者の弟子を名乗る賢者』のEDテーマ「Ambitious」を発売したばかりのエラバレシ。3月2日(水)に彼女たちはパセラリゾーツ グランデ渋谷を舞台に「エラバレシ結成6周年記念パーティー」を行った。当日の模様を、ここにお届けしよう。


 
「AKIHABARAバックステージpass」に所属するキャストから初の固定メンバーによるユニットとしてエラバレシが誕生したのが、2016年3月2日のことだった。あれから、丸々6年という歳月が流れた。記念すべきエラバレシの誕生日に、ライブを通して彼女たちの記念日を祝えるのが嬉しい。

 
この日は、最初から「ノンストップでいきますからね」と宣言。愛でたい周年公演は、「ずっと 見ていてほしい 大好きな君に」と歌う『Here we go!』から幕を開けた。その言葉通り、エラバレシ7人のメンバーたちの姿を、一挙手一投足も見逃すまいと…は大げさか。でも、それくらいの熱い気持ちと視線をメンバーにたちに向けながら、彼女たちの動きを追いかけていた。7人は歌う、「君がいるから 輝くストーリー」と。6年という歳月を通した物語をずっと輝かせ、夢中にさせてきたのは、エラバレシを支えてきた歴代のメンバーたちの未来をつかもうとする意志と夢が光り続けてきたからだ。今でも彼女たちは「輝きの未来」を、自分たちの歩んだ道のその先に描こうと走り続けている。この日、彼女たちが夢見た輝きの未来は果たしてどんな未来だったのか、その先が気になるからこそ、また追いかけたくなる。


  メンバーそれぞれの6周年への想いを言葉にした後に流れたのが、ファンキーでダンサブルな「逆境ノンフィクション」。この楽曲や歌声に触れていると、自然とテンションが上がりだす。それは、無条件に「はしゃごうよ」と誘いだす楽曲が楽しいパーティー空間に連れ出すから。学生時代、憧れの人へ告白したところ…の展開を描いたこの歌。ヒロインの女の子の状況の変化に合わせ揺れ動く心模様が、観ている側の心のスクリーンにも、青春模様を満載した心ときめく恋物語として華やかに映しだされていた。

 
胸のドキドキは、「Is this Love?片思い」を通してますます膨らみだす。デート中の女の子の「好き」の妄想を、彼女たちはガールズトークを通し、大きく、ファンタジックに膨らませるように歌っていた。恋に夢中になった女の子は、笑顔や仕種が大胆になる。それは、ときめく心を確かな自信にも変えている証拠。恋する女の子の姿を、メンバーたちは愛らしい笑顔を浮かべ届けてくれた。そんな彼女たちに、どんどん夢中になっていく。


  流れだしたのが、最新シングルの「Ambitious」。アニメのテーマソングのように、爽やかさを全面に出した楽曲だ。最高の仲間たちと試練を乗り越え冒険を続ける想いを、彼女たちは「Ambitious」に乗せて伝えてきた。歌い躍る彼女たち自身が、いつだってわかりあえる最高の仲間たちと冒険を続けている。彼女たちが何時も胸に抱えている想いを、7人は夢馳せる冒険物語を歌った楽曲を通し、さらに心のスクリーンを広げ、大きく映し出していった。

 
妄想広がる楽曲と言えば、「ミス・ラビット」も、そう。ハリウッドの女優気分の服を身につけた彼女たちは、妄想広がるファンタジックでドリーミーな物語の中へ飛び込み、眩いスポットライトを全身に浴びながら、この歌の間だけは売れっ子女優気分になり楽しんでいた。最後の落ちも…好きです!!


  日々の積み重ねの量が未来の自分たちを作ることを、彼女たちは、これまでのいろんな経験を通して感じてきた。舞台の上で、「明日が輝き始めるから!」と「未来トリロジー」を無邪気な表情で歌うメンバーたちが愛らしい。頑張っていれば無条件に輝く明日がやってくる…なんて甘い現実があるわけないことを彼女たちは知っている。でも,想いは裏切らないことも実感しているからこそ、輝く未来へ夢馳せるこの歌も、7人は確かな自信を胸に歌える。その元気や自信が、観ている人たちの心もワクワク騒がせる。


 ライブで、つねに熱狂した盛り上がりの景色を作り上げる、エラバレシ流の爆走アッパーチューン「チェッカーフラッグ・ラブ」の登場だ。ここまでに作り上げたキラキラした胸ときめく空気を、彼女たちはこの歌を通して熱狂という風に変えてゆく。笑顔で、逞しく歌う彼女たちの表情や歌声に刺激を受け、身体を大きく揺さぶらずにいれない。フロア中で多くのサイリウムの光がチェッカーフラッグのように大きく揺れていたのも嬉しい景色だ。


 それまでの熱した景色の中へ、エラバレシは凛々しい歌声を響かせ「リバース」を歌っていた。どんな状況下だろうと大好きな人の元へ会いにいくからと歌うこの楽曲は、コロナ禍以降の経験を通して生まれた歌。彼女たちは、どんな環境に身を置こうと、エラバレシに想いを寄せる人たちがいる限り、心の声を歌声やパフォーマンスに乗せて届け続ける。自分たちが歌い続ける意志や想いを、彼女たちは、エラバレシを応援してくれる人たちへ向け凛々しく歌っていた。


 この空間にふたたび熱狂を作り出そうと、エラバレシは激しさを前へと押し出した「もっと、ねぇもっと」を歌いながら、熱情した気持ちをぶつけてきた。エラバレシ流のロックスタイルを提示した楽曲を通し、彼女たちはフロア中の人たちの身体や手にしたサイリウムを大きく揺らしていた。挑発するように歌う彼女たちの姿も凛々しくて恰好いい。


 最後にエラバレシは、グループの始まりを告げた「アイノフシギ」を歌っていた。この6年間、何十回、いや、何百回と歌いながら、彼女たちは華やかなで勇気漲るこの歌を通してフロアに熱情した景色を描き出せば、観ている人たちの心を熱く奮わせてきた。もちろん、これからも「アイノフシギ」を歌い継げば、どんな時代や環境の中でも、エラバレシの姿を輝かせる歌のエンブレムになっていくはず。ノンストップライブの最後を、デビュー曲で飾ってくれたのも嬉しかった。大切な周年公演の最後にエラバレシの原点を味わえたからこそ、より一層この日を愛おしく感じていた。


  4月24日には、オリジナルメンバー朝倉ゆりの卒業公演も決まっている。そこへ至るまでにもいろんな予定が組まれている。情報をチェックし、今の7人のエラバレシをしっかり瞼や記憶に焼き付けてもらいたい。



TEXT:長澤智典


■イベント情報


『神崎しほ BirthdayLive 2022』


【日程】2022年3月6日(日)
【会場】恵比寿CreAto
【時間】開場18:00/開演18:30

【チケットはこちら】https://standup.zaiko.io/_item/346321


『エラバレシ×3マンライブ』


【日程】 2022年4月24日(日)

【会場】神田明神ホール

【時間】12:45開場/13:15開演

【出演】エラバレシ、愛乙女☆DOLL、バクステ外神田一丁目(朝倉ゆり選抜チーム)


【チケットはこちら】https://standup.zaiko.io/_item/346030


『エラバレシ ワンマンライブ 〜朝倉ゆり 卒業ライブ~』


【日程】 2022年4月24日(日)

【会場】神田明神ホール

【時間】17:30開場/ 18:00開演


【チケットはこちら】https://standup.zaiko.io/_item/346031


【ライブ特設ページ】http://stand-up-project.jp/live/yuriasakura



※全公演ZAIKOにてストリーミング配信あり。


※新型感染症の状況によっては延期、中止の可能性もございます。予めご承知おきください。


セットリスト


「Here we go!」

「逆境ノンフィクション」

「Is this love?片思い」

「Ambitious」

「ミス・ラビット」

「未来トリロジー」

「チェッカーフラッグ・ラブ」

「リバース」

「もっと、ねぇもっと」

「アイノフシギ」

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