デビューライブも見事ソールドアウトのyoumenosayが初シングル『夢のせい』をリリース!自ら作詞した3曲に込めた気持ちとは?
5月7日に行われた初ライブを見事ソールドアウトさせ、最高のデビューを飾った「youmenosay(ゆめのせい)」が、初のシングル『夢のせい』をDLカードでリリースする。最終目標に「アニメ化」を掲げる彼女たちらしく、どの楽曲にも特徴的な声を持つ3人の個性が存分に発揮された本作は、グループの総合プロデュースおよびリーダーを務め、清 竜人25などでも活躍してきた北郷可恩(ほんごうかのん/写真右)が全曲を作詞。アニメの主人公のようなかわいさが描かれていると同時に、アイドル活動にかける強い想いも込められており、youmenosayという物語のはじまりにふさわしい作品となっている。
グループの運営を自ら手掛けるセルフアイドルユニットとして、彼女たちはどのように楽曲を作り上げたのか。可恩、逢花ゆま(あいはなゆま/写真左)、雪乃さり(ゆきのさり/写真中央)の3人に、1stシングルに収録された各楽曲について語ってもらうとともに、デビューライブからここまでについても振り返ってもらった。
グループ結成の経緯を語った前回のインタビューはこちら!
↓↓↓↓↓↓↓↓インタビュー↓↓↓↓↓↓↓↓
――デビューライブを終えてみて、いかがでしたか?
さり:1曲目はガチガチに緊張しちゃったんですけど、やっていくうちにどんどん入り込めて、めちゃ楽しかったです。
――さりさんはお客さんの前でライブすること自体、初めてでしたよね?
さり:そうですね。歌ったり踊ったりは初めてだったから。「ヤバい!ヤバい!」って言いながらギリギリまで練習してたよね?
ゆま:ステージに出る2〜3分前まで、さりちゃんと鏡を見ながら練習してて。
さり:きゃのん(可恩)ちゃんがバタバタすぎて、全然いなかったんです。
可恩:確かに。いろんな人に挨拶したり、ほとんど楽屋にいなかったね(笑)。
――ゆまさんは過去の活動以来、久しぶりのライブだったと思うんですけど、どうでした?
ゆま:私は100人以上のお客さんがいるステージに立ったのは人生初だったんです。だから、改めてアイドルをやるけど、全然違うアイドルになるというか、生まれ変わりましたみたいな感じで、すごいワクワクした気持ちでステージに立っていました。
――ゆまさんは終わった後に深くお辞儀していたのが印象に残っています。
ゆま:ありがとうございます。ステージを大事にしたいので、自分が最後にステージから出るときは、ゆっくり礼をして立ち去るようにしています。
――可恩さんは、どうでした?
さり:忙しすぎてアイドル満喫できなかったんじゃない?
可恩:アイドルしてたの3分くらいの体感でしたけど、めっちゃ楽しかったです。私は本番より練習のほうが緊張するタイプなんですけど、あの日は「途中で音が止まらないかな?」とか、「あそこ照明さんに伝わってるかな?」とか、用意してきたものに対する心配で胃が痛くなりました(笑)。だから、ステージが終わったときは、「楽しかった!」よりは「よかった〜」みたいな感覚でしたね。
――そんなデビューライブから1カ月ほど経ちましたけど、ここまで良かった点、悪かった点はありますか?
さり:うーん……10分考えさせてください(笑)。
可恩:私からしゃべったほうがいいね(笑)。私は本当にメンバーがこの2人でよかったなと思いました。
ゆま:うれしい!
さり:やったー!
可恩:自分が想像していた以上に(プロデュース兼リーダーの仕事は)大変だったんですけど、それを2人も理解してくれて、手伝ってくれて。本当に3人で作っている感が増したなと思います。
――2人も裏方仕事をやっているんですか?
可恩:相当やってくれてますね。発送作業とか、スタジオの予約とか、グッズの発注サイトを調べてくれたりとか。本当に助かっています。
――もう会社みたいですね! ゆまさんは1カ月やってみて、どうですか?
ゆま:「またアイドルやってくれてありがとう」という声をたくさんいただいて。それによって自分も「またアイドルやってよかったな」という気持ちになりました。それと、私もこの2人がメンバーでよかったなと思ってて。いろいろ考えすぎて、落ち込んじゃうときもあったんですけど、2人も同じようにめっちゃ考えてくれてて。もっともっとyoumenosayを盛り上げていこうっていう向上心がすごい2人なので、一緒に活動できてうれしいです。
――逆に反省点はありますか?
ゆま:髪質がもうちょっと強ければよかったなって。
――それは反省が必要なのかわからないですけど(笑)。
ゆま:3人ともメンバーカラーの派手髪にしているんですけど、もともと髪質が弱くて、これ以上ブリーチしたら髪の毛なくなるよって言われたんです。ツインテールしても毛量が少なくて、ちょっと危機を感じています。
可恩:黒髪に戻さなきゃいけないかもしれないね。
ゆま:それが反省点というか、ちょっと残念なことです(笑)。
――もし黒髪に戻っていたら察しますね。さりさんは浮かびました?
さり:いい点はやっぱり、2人も言ってたようにメンバーがいいなって。私、本当に人見知りで……。
可恩:ビックリするくらい人見知りだよね。
さり:知らない人が来ると本当にしゃべれなくて。友達も全然いないし、馴染めるか心配だったんですけど、こんなに話せるようになったし、たくさん刺激ももらえて。たまに気分がズドーンとなることがあるんですけど、そういうときもきゃのんちゃんはプラスの気をわーってくれて、ゆまちゃんは寄り添ってくれるんです。
――精神的にも支えられている?
さり:そうなんですよ。だから、本当に居心地がいいです。
――そんな1カ月を過ごして、初のシングルがリリースされますけど、デビューライブでも披露した“夢のせい”、“キミはふわふわ”、“白いサイリウム”の3曲が収録されています。
可恩:デビューライブに向けて作った3曲なんですけど、これ1枚聴いてもらえれば「youmenosayって、こういう感じなのね」と、わかってもらえるシングルになっていると思います。
――1曲ずつ解説してもらいたいんですけど、“夢のせい”は最初からグループ名をタイトルにして曲を作ろうと思ったんですか?
可恩:そこまでは決めていなかったんですけど、作曲の山本一輝さんには「10年後に聴いてもyoumenosayはここから始まった」と思える曲を作ってほしいとお願いしていたんです。それで届いたのがこの曲で、聴いたときに「何度でも夢のせいにして/いつまでの君のアイドルで」というサビの歌詞がパッと浮かんできたんです。これはyoumenosayの代表的な曲にふさわしいかもしれないと思って、そこから自分たちがオタクに思っている気持ちを書きました。
――ファンとの関係性が描かれた歌詞になっていますよね。
可恩:私自身もオタクだと思っているんですけど、オタクは自分にスポットライトが当たったら当たったで、うれしくないことはないと思うんですよ。普段は当たることがないと思って生きているので。そういう気持ちを考えたときに、1番はアイドルが、2番はオタクが主人公の歌詞にできたら、すごく寄り添えるグループになると思って書きました。
ゆま:ポップな曲調だけど、大事なところは感動する歌詞になっていて。自分たちが心の底で思っていることが書いてあるから、歌詞に感情移入しすぎて、曲をもらったときは家でひとりで泣きました。
さり:そのときの自分たちの感情とリンクしていて。私も曲をもらったときに「うわー」ってなりました。
――1番の「会いにいくね/…ホントかな?」はオタクの言葉に対するアイドルの反応で、逆に2番の「会いに来てね♡/…もちろんさ!」はアイドルの言葉に対するオタクの反応で、掛け合いになっているところが印象的でした。
可恩:両方のすれ違う気持ちになっていて。お互いのことをめっちゃ思っているけど、お互いに「思ってないと思ってる」みたいな。だけど、みんなで一緒に夢を見ていって、その先に答えがあるんじゃないかなという曲です。
――「会いにいくね/…ホントかな?」とか、「超かわいい/…嘘ばっか!」とかは、普段から思っていることなんですか?
可恩:思ってますねー。「他の子にも言ってるんでしょ?」「どうせ会いに来ないじゃん!」みたいな(笑)。でも、2番は逆に私たちが「会いに来てね」と言って、オタクは「もちろんさ!」と答えて。その伝わらないお互いの気持ちが切ないよなっていう感じの曲ですね。
――ゆまさんとさりさんも「超かわいい」と言われたら「嘘ばっか!」と思うんですか?
ゆま:それはアイドルみんな思うんじゃないかな。もちろん「ありがとう」と思うけど、「他の子にも言ってるんでしょ?」とか。
さり:これは全アイドル共感の歌詞です。
――逆になんて言えば正解なんですか?
ゆま:もうウザいくらいに言ってほしい。
可恩:毎日言ってほしいよね。
ゆま:やっぱ、ゆましか勝たん、さりしか勝たん、きゃのんしか勝たんみたいな。
可恩:でも、オタク側も疑っていると思うんです。アイドルから「ありがとう」と言われても、「本当はウザいと思われているんじゃないかな?」とか。私がオタク側になるときもそうなので。
ゆま:「自分が来ても大丈夫?」みたいなことを言われることがあるんですけど、めっちゃうれしいのに「なんでそんなことを聞くんだろう?」と思っちゃうことはあります。
可恩:同じだよね。だから、アイドルにもオタクにも共感してもらえる曲だと思います。
――ついオタク側の視点で見ちゃいますけど、アイドル側も似たような気持ちがあるんですね。この曲は1番がほとんど3人のユニゾンで歌われていることも特徴的だなと思いました。
可恩:youmenosayは「アニメ化したい」「二次元になりたい」がコンセプトで、この曲はアニメのオープニングみたいなイメージにしたかったので、ありとあらゆるオープニング曲を聴いて構成を研究したんです。それで気づいたんですけど、1番は全員で歌っていることが多かったんですよ。だからこの曲も「3人でyoumenosayだぞ!」みたいな1番にしたくて、ほとんどユニゾンで歌いました。そういう歌割りは、かなり考えましたね。
――要所要所で効果音みたいな音が入っていたのも印象的だったんですけど、それも可恩さんがオーダーしたんですか?
可恩:そこまではしていないんですけど、曲を発注するときにリファレンスを何曲か送って、サウンドのイメージはしっかり伝えていて。曲が届いたときには「もう言うことないです」くらいの完成度でしたね。音数が多くて、何回聴いても発見があると思うので、そういうところも見つけてもらえたらうれしいです。
――2曲目の“キミはふわふわ”は作曲も可恩さんが手掛けていますけど、これもアニソン感というか、キャラソン感が強い曲だなと思いました。
可恩:私が作る曲は恋愛がテーマになることが多いんですけど、私は女の子のわがままな部分がかわいいと思っていて。back numberさんみたいな恋愛ソングは書けないですけど、ちょっとめんどくさい女の子を書くのは得意分野だということに最近気づいたんです。
――最近気づいたんですね(笑)。
可恩:バンド(可恩が学生時代からボーカルを務めていたDreamy Melts。現在活動休止中)のときからその節があったんですけど、変なパンチラインが浮かんでくることが特技で。この“キミはふわふわ”も「恋ってまるで雲みたいだね」の部分が最初に浮かんできたんです。なんか空を見ていたら、「恋って、掴めないし、ふわふわしてるし、色も形もいろいろあって、正解もないもんね……恋って雲みたい」と思って。
ゆま:かわいい(笑)。
可恩:そのときにサビの「ふわふわふわ/浮かんだ雲のように/掴めない君のことを/ずっとずっとずっとずっと/見ていたいの!」ができあがって。私、ちょっと掴みどころがない人が好きで、自分が相手にされると嫌なんですよ。そういうかまってちゃんな女の子のかわいい部分をオタクも好きでしょ?と思うので、それを曲にできたらyoumenosayに合いそうだなと思ったんです。それに、メンバーみんな声がいいからセリフも映えると思ったし、他の2曲はエモが強いので、もう少しかわいい部分を見せたいなと思って書きました。
――そのセリフも含めた歌いまわしには、かなりこだわりを感じたんですけど、細かく指示したんですか?
可恩:だいぶ気持ち悪かったよね?
さり:ふふふふふ。
ゆま:「恋ってまるで雲みたいだよね」のセリフは、いろんなパターンで、10回くらい録り直しましたね。「もうちょいぶりっこで!」とか言われながら(笑)。
可恩:私が男性プロデューサーだったら訴えられていたかもしれない(笑)。
――さりさんはレコーディングはどうでした?
さり:この曲のレコーディングがいちばん楽しかったです。まずリズムが好きなんですよ。めっちゃ難しいんですけど。あと、ぶりっこできるところも好きです。私はきゃのんちゃんと反対で、わがままとか言えないタイプなので。
可恩:こういう子にわがままを言わせたいんですよ。それが楽曲なら合法的にできるんですよね(笑)。竜人くんが(清 竜人25で)好き放題やっていましたけど、その気持ちがいまになってわかりました。かわいい女の子がいると、いろいろやらせたくなる。
ゆま:なんか発言がヤバい(笑)。
さり:大丈夫かな?(笑)
ゆま:いま作っている新曲のレコーディングも、けっこうすごかったよね。
さり:うん。さらにグレードアップしてた。
可恩:だいぶ攻めちゃったよね。
――その曲も楽しみにしておきます(笑)。そして3曲目の“白いサイリウム”も山本一輝さんが作曲ですよね。
可恩:こっちは「これで泣けなかったら人間やめるくらいのエモい曲を書いてほしい」とお願いして作ってもらいました(笑)。あと、“夢のせい”はアニメでいうオープニングっぽい曲だったので、“白いサイリウム”はピアノから始まるエンディングっぽい曲というイメージも伝えましたね。
――「白」はyoumenosayのグループカラーだと思うんですけど、歌詞はアイドルを再開する気持ちを歌っているんですか?
可恩:そうですね。youmenosayの今年のテーマが「RE:START」で、人はどこからでももう一回始められると思っているので、そういう気持ちです。でも、芯の部分はブレてないから、伝えたいことも変わっていないよということを伝えたくて。自分のオタクに向けた気持ちを強めに書きました。
――ゆまさんも一度解散を経験していますけど、似たような気持ちはあるんですか?
ゆま:私はきゃのんちゃんほど再開まで時間が空いてはいないけど、やっぱり歌詞にはめっちゃ感情移入しました。きゃのんちゃんの歌詞は、どの曲も本当に共感できるんですよね。
可恩:ありがとうございます!
――さりさんはどうですか?
さり:この曲をライブでやっているときは、オタクの人がめっちゃいい顔して聴いてくれるんですよ。だから大好きな曲だし、ライブ中も感情がグッと入る曲です。お気に入りです。
――この曲に限らずですけど、歌詞には可恩さんの本音が出ているんですか?
可恩:そうですね。私、活動自体はけっこう長くて、いろんなことをしてきましたけど、どの期間も応援してくれる人がいて。それって、私にとってはすごくいいことだなと思うんです。モノへの評価じゃなくて自分への評価ということだから。どこにいても、何をしても、自分を好きと思ってもらえる。それをずっと活動の根底に置いてやってきて、そういう部分を出せるのが歌詞だと思うんです。
――歌詞で気持ちを伝えたい?
可恩:アイドルを一生懸命やるのは当たり前のことなので、それ以外で私が伝えられる分野というと、こういうものしかないのかなと思っていて。Dreamy Meltsをやっていたときも、Dreamyというだけあって、夢みたいなことを歌ってきたので、そこはyoumenosayでも引き継げたらおもしろいなと思ったし、その芯の部分はブレさせずにyoumenosayでも書きたいと思ったので、私のスタイルは残ったままだと思いますね。
――3曲それぞれ違う特徴のある曲になったと思うんですけど、3人の歌割りについては、プロデューサーとして、どう考えているんですか?
可恩:3人の声が合わさったときの声がすごくいいので、サビは基本一緒に歌いたいなと思っていて。普通は「サビだから」一緒に歌っていると思うんですけど、youmenosayは「いちばんいい声だから」サビを一緒に歌っているんです。やっぱり歌詞もサビにいちばん強いメッセージを持ってきていることが多いですし。
――それぞれの声については、どう考えていますか?
可恩:私がいままで所属していたグループでは、私の声がいちばん飛び道具みたいになっていたんですけど、youmenosayではいちばん普通なんですよ(笑)。だから私は難しいところを歌おうかなと思っていて。2人には基本的に「おいしい部分」を歌ってもらうことを意識していますね。
――それぞれの声が活きるような歌割りというか。
可恩:そうですね。さりちゃんの声はKawaii Future Bassみたいな方向に行きがちだと思うんですけど、個人的にはこういう声質の子がバンドサウンドで歌っているのが好きで。せっかくグループでやるなら、ちょっと化学反応が起きるような活かし方もできたらなと思っています。ゆまちゃんはかわいい声も出せるけど、素の歌声はすごくかっこいいんです。だから、作った声があってもいいし、素の声も活かしたいし、うまく使い分けられたらなと思っています。
――かわいい担当、かっこいい担当とか、決めているわけではない?
可恩:みんなどっちもできるんじゃないかなと思っていて。それこそ“白いサイリウム”では、さりちゃんのカッコいい声というか、「そういう歌い方もできるんだ」とレコーディングのときに思ったし。けっこう大人びた声も出るので、みんな2つ3つの声を使い分けられているのかなと思います。
――3人が3つの声色を使えば9人になれますしね。
可恩:そうなんですよ!
さり:それいいね!
ゆま:すごい!おもしろい!
――ちなみに曲は全部、生バンドでレコーディングしているんですか?
可恩:ドラム、ベース、ギターは生ですね。あと“白いサイリウム”のピアノも生です。
――そこはやっぱり、こだわった部分なんですか?
可恩:そうですね。自分がバンドをやってきたプライドもあったので。もちろん打ち込みのよさもあるので、曲によって使い分けていいと思うんですけど、基本は生音で録りたいなと思っていますね。
――楽器のレコーディングやミックスにも、3人とも立ち会ったんですよね?
可恩:はい。こういう経験がすぐに活きるかわからないけど、いざ自分で何かやるときに「ああいうことやってたな」とか、いつか役立つときがあるのかなと思っていて。自分もそういう経験がすごくあるので、2人には「来れるなら来な」と言ってますね。
ゆま:前にアイドルをやっていたときは、録ってもらって、数日経ったらミックスされたものが送られてきて、「あ、完成だ〜」と思っていたので、実際にこうして見させてもらえるのは、すごくありがたい環境だなと思います。勉強になります。
――そんな着々と成長しているyoumenosayですけど、この夏の予定は?
可恩:いろいろ夏フェスとかにも出たいんですけど、まだまだ力をつけなきゃなと思っていて。ひとつ目玉になるとしたら、さりちゃんの誕生日が8月7日なので、その近辺で雪乃さり生誕祭をやると思います。
さり:楽しみだー!
可恩:それで夏が終わったら、少しライブは減ると思います。いまはステージに慣れる期間というか、特にさりちゃんは慣れていないので、1〜2週間空くと感覚が戻ってこなくなってしまうと思うんです。自分も(清 竜人25所属時代は)そうだったんですけど、そこは練習だけでは難しいと思うので、いまは積極的にライブをしているんです。
――修行期間的な。
可恩:そうですね。武者修行じゃないですけど、下積みの時期だと思っていて。youmenosayはアニメ化というゴールが明確にあるので、夏以降はそこを目指すための活動を増やしていきたいです。
ゆま:おもしろいことに挑戦したいよね。
さり:ワクワクしたい!
可恩:アニメ化に向かうためには、見てもらう、知ってもらう、好きになってもらう、応援してもらうことが大事だと思うので、必ずしもライブじゃなくてもいいと思っていて。youmenosayが何かおもしろいことをやってて、興味を持ってライブに行ってみたら「ビックリするくらいいいじゃん!」みたいな流れが理想なんです。もちろんライブも大事ですけど、ライブを大事にするために、他のことにも力を入れたい。
ゆま:夏フェスもワクワクするようなイベントだけど、youmenosayを推してたら「え、こんなイベントやるの!?」って、そういうワクワクを届けたいです。
可恩:たくさんライブをやればいいっていうものではないと思うので。youmenosayは夢のあることというか、ビッグドリームを常に感じてもらえるグループになりたいんです。「アニメ化したい」とか真顔で言ってるくらいなので、「ウソでしょ!?」と思われるようなことをやってのけないと。
――そのくらいじゃないと、アニメ化したときにネタ不足になっちゃいますしね。
可恩:そうなんですよ。アニメにしたときにおもしろくなかったら意味がないですから。その原作をみんなと一緒に作って夢を叶えたいですね!
(TEXT:タナカヒロシ)
youmenosay
2022年3月26日、「本物の2次元アイドルになりたい」という夢を持った北郷 可恩(ほんごう かのん)、逢花 ゆま(あいはな ゆま)、雪乃 さり(ゆきの さり)の3名により結成を発表。可恩が総合プロデュース、リーダーを務め、自分たちのリアルなアイドル活動を原作に、ノンフィクションでのアニメ化を目指すセルフアイドルユニット。ライブはもちろんのこと、アニメ化するという夢に向けてメンバーのキャラクターデザインやキャラクターボイス、ノンフィクションの漫画などが制作される。2022年5月7日に渋谷DIVEにてデビューライブを開催。6月29日に1stシングル『夢のせい』をリリースする。
【リリース情報】
1st Single『夢のせい』(DLカード)
1. 夢のせい
2. キミはふわふわ
3. 白いサイリウム
DLカード限定特典:レコーディングオフショット映像
カードデザイン:全10種
販売価格:1枚¥1,000
2022年6月29日よりyoumenosayライブ会場にて発売
【ライブ情報】
定期公演vol.1& 1stシングルリリースパーティー 〜夢の中で待ち合わせ〜
2022年6月29日(水)
下北沢ReG
Open18:30/Start19:00
出演:youmenosay/UtaGe!/yummyummy!!!/EVEMACARON
前売り2,500円/当日3,000円(ともに別途ドリンク代必要)
▼チケットはこちら▼
https://tiget.net/events/186629
【リンク】
youmenosay公式サイト
https://youmenosay2022.bitfan.id/
youmenosay Twitter
https://twitter.com/youmenosay
youmenosay Instagram
https://www.instagram.com/youmenosay/
youmenosay YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCO2NDT3SOeImJjl0ZPHf5OA