【寺西拓人/timelesz】主演『ラーメンD 松平國光 Season1』放送スタート記念特別試写会 公式事後レポート~質疑応答編~
先日行われた「ラーメンD 松平國光 Season1」の特別試写会!トークショー終了後、メディア向けに取材会が行われ、質疑応答の模様をお届け!

『ひかりTV』(ひかりTVチャンネル)にて放送するドラマ『ラーメンD 松平國光 Season1』の放送スタートを記念して、3月12日(水)にユナイテッド・シネマ豊洲にて特別試写会が行われました。
主演の寺西拓人(timelesz)さん、春本ヒロさん、今江大地さん、雨宮大晟(UNiFY)さん、信川清順さん、鬼頭理三監督が出演し、トークショーが開催されました。
※残念ながら大槻拓也さん(BUDDiiS)は都合により欠席
■メディア向け取材会 【質疑応答】
Q:鬼頭監督に伺います。この作品は現実世界とフィクションが交差するフュージョンドラマになっています。非常に面白いプロジェクト構成になっていると思いますが、どう感じていますか。
鬼頭監督:面白いなとは思いますね。僕は普段監督、助監督、舞台、ドキュメンタリーと、何でも屋なのでいろんなことやってきているんですが、話を聞いた時に、一番来るべくしてきたかなと感じました。
Q:ドラマの構成自体も最後に取材をした部分がまた違う形で放送される、こういった新しい試みをどう感じていますか。
鬼頭監督:業界内を扱ったドラマは何本かあると思いますが、撮影風景を見せつつ、それがどう映っていて、どう繋がってというのはなかなか一度には見る機会がない部分だと思うので、それが見せられるのはいいかなと思っています。

Q:寺西さんにお伺いします。演じながら、松平國光役、作品をどのように感じていますか。
寺西さん:こんな上司がいたらいいなと思うくらいに、頼りがいのある役です。あとは単純にこの番組の力を借りて、いろんなラーメン屋さんに行けたのがすごく楽しかったですね。
Q:個性的なADがたくさん出てきますが、監督が演出される上ではどのような点にこだわりましたか。
鬼頭監督:ADに限らずアナウンサーにもキャラは付けさせていただいていますが、人間って一面だけじゃできていなくて、いろんな面を持っているので、それが少しでも出ればいいかなと思いました。特にADの方たちに関してはそれぞれの得意分野を特徴のひとつにしているので、より素が出しやすいのかなと思っています。
ただ、大槻くんは映画オタクの設定なんですが、彼は多分映画オタクじゃなくて僕の持っている知識をただ喋っているだけなんです。今江くんはラーメン知識豊富だし、変な英語使うしね。
今江さん:待ってくださいよ!変な英語は…
寺西さん:あれは撮影中に急に生まれたやつですよね。
今江さん:パイロット版の撮影時に、監督が急にここを英語にしようかって言い出して英語になったんです。
鬼頭監督:今回さらに増えたよね。
Q:AD役、アナウンサー役の皆さんにお伺いします。監督のキャラクターへのこだわりを聞いて改めてどう感じていますか。
今江さん:シンプルに演じられて嬉しかったのは、あて書きほどではないかもしれないですが、本当に自分の好きを乗せられた役だったので、単純にすごく楽しかったです。自分の知識もちゃんと活かせたので、本当にありがたいなと思っております。
雨宮さん:初めて顔合わせしたときに得意なことを聞かれて、「ラップ」と言いましたが、こういう形になって役が来るとは思わなかったので。やりやすくて、めっちゃ楽しかったです。
春本さん:僕自身も緊張しいで、すぐ緊張して噛んでしまったりするんですが、それがそのまま役に落とし込めてやりやすかったというか。緊張シーンの芝居は、すごく自然にできたんじゃないかと思いました。

Q:信川さんは、このこだわりも詰まった作品はいかがでしたか。
信川さん:皆さんのキャラクターがありつつも、先ほどのあて書きじゃないですが、みんながフラットに本番も過ごしていて、これはすごいなと思ったので、そこがうまく活きているドラマだなと思いました。

Q:寺西さんは今作が初めてのドラマ主演ですが、寺西さんを起用した理由、そしてどういったところが監督の目には輝いて映っているのかをお聞かせ下さい。
鬼頭監督:初めて写真を見せていただいた時に、立ち姿がすごくきれいな人だなという印象があって、実際会ってみるとそれだけじゃなくて、性格も姿勢も人柄も良かったので、座長としてすごく適役な人だなと。
なおかつ、演技力も確かなものがあるので、いろいろお任せでできるなと思っていました。
寺西さん:ありがとうございます。嬉しいですね。今すごい素敵なことをたくさん言ってくださって。初主演って1回だけじゃないですか。パイロット版が実際には初主演ではあったんですが、このドラマで良かったなと思います。

Q:この作品はディレクターの奮闘記ということで、それに絡めて、今まで人生の中で奮闘した打ち込んだエピソードがあればお伺いしたいです。
雨宮さん:この業界で働き始めて、普段はダンス&ボーカルのグループでパフォーマンスをしたりしてるんですが、小さい頃から歌うとか、人前に立つとかがすごく苦手で、赤面症だったり、上がり症だったりがありました。僕自身が憧れる存在を追いかける中で、ドラマに出演させていただいたり、ファンの皆さんの前でパフォーマンスしたりという、その過程をダンス&ボーカルでやってきたので、そこが一番僕の人生の中で奮闘した経験かなと思います。
今江さん:初めてだからこそ分からないことが多いと思うんです。僕は10年くらい歌って踊っていたんですが、初めての舞台が初めての主演でした。セリフ量も今までと違ってたくさん喋り、出番も本当に多くて。右も左も分からないけれど、自分でちゃんと真ん中に立たないといけない時で、奮闘したのではないかと思いますね。
信川さん:韓国映画がすごく好きで、韓国に行ってみたいと思って、32歳の時に1年間留学していました。留学先の子達がみんな二十歳とか10代だったんですよ。若い子に慣れるために一緒にクラブに行ったり。クラブに行ったら年齢制限があったりして私だけ入れなかった時があって、その時はうぐぐってなりました。
寺西さん:僕はずっとこの時期になると鼻水でるなと思いつつ、花粉症じゃないと言い張っていたんですよ。花粉症にいいとされてる乳酸菌飲料とかも試しましたが、なかなか治らなくて、花粉症じゃないって思ってますしね。最近病院に行って薬を飲んだら一発でした。奮闘しました。
春本さん:5年前くらいですが、役者をやる前はずっとフリースタイルスキーの選手をやってたんです。順位争いとかがあるので、負けないようにすごい奮闘しましたね。
鬼頭監督:助監督時代ですかね。幸いなことに監督にはすごく恵まれてまして、滝田洋二郎監督、北野武監督、阪本順治監督、堤幸彦監督と、非常によくしていただいて。堤さんとは未だに仕事をやっています。助監督だから当然監督を助けなきゃいけないので、かなり奮闘はさせていただいたかなと思ってます。

Q:ラーメンがたくさん出てくる作品だと思いますので、皆さんご自身をラーメンに例えていただきたいです。こういうスープのなんとかラーメンみたいな、うんちくを交えてお願いします。
雨宮さん:(僕は)バター入り北海道ラーメン
寺西さん:味噌?
信川さん:美味しそう!
雨宮さん:味噌ラーメン、バターのまろやかさ、表現しました。
寺西さん:自分がまろやかだ、ということね。北海道はなんでなの?
雨宮さん:やっぱこう北海道のバターがおいしいんじゃないかな。
全員:(笑)
今江さん:(僕は)鶏チンタンラーメンのあっさりしたスープなんですけど、お醤油の、麺がめちゃめちゃ太いタイプですね。好きなことに対してはとことん好きにまっすぐに、好きすぎる方にいっちゃうので、ファンの方から優しいとか言われるんですけど若干めんどくさいタイプなので。
寺西さん:そうだね(笑)
今江さん:透き通ったスープに見えつつも、実はめちゃめちゃ太い麺がある、そういう感じかなと思いました。
信川さん:私は毎日スープは変わるけど、塩、味噌、醤油、とかとんこつとかいくけど、具がいつも10種類ぐらいブワー入ってて、ちぢれ麺で絡めて、具とスープをブワーするやつ。いろんなことに興味があって、なんでも興味があったらすぐ手出しちゃうんですよ。いろんな具を絡めて食べたいっていう感じです。
寺西さん:僕は牡蠣ラーメン。牡蠣好きだからというのもあるんですが、なんかちょっと王道じゃないっていうか。王道は醤油、塩、味噌だと言われますが、そこの新しいジャンルが、ちょっと僕の人生っぽいなと勝手に思いました。
春本さん:僕は金沢のちゃんぽん麺のインスタントラーメンですね。例えるなら。知識はあるんですけど、いろんなことに興味があって、ちょっと知識つけるんですけど、飽きて大体やめるので、いっぱい具が入ってる。
寺西さん:自分で分かってるんだね。
春本さん:分かってるんです。いっぱい具が入ってると、いっぱい知識があるんだけど、なんか少ないなみたいな感じで思ってます。自分のことは。
鬼頭監督:一番好きなラーメンでもあるんですが、久留米ラーメン「魁龍」の豚骨ラーメンですかね。ともかくドロドロなんですよ。チンタンと真逆。チンタンは清らかですが、僕は清らかじゃなく、ドロドロと濁った煮詰めきったスープのラーメンかなと思います。

Q:寺西さんにお伺いします。ドラマの中で食リポが出てきますが、今後お仕事で食リポが来た時にどれくらい自信がありますか。timeleszのメンバーの中では自分は何番目くらいに自信があるか、メンバーの中で一番得意そうな人と苦手そうな人をイメージでいいので教えていただけたらと思います。
寺西さん:言語化するという意味で言うと、新しく一緒に入った篠塚大輝が意外と一番上手いんじゃないかなと思ったりもします。下手なのは絶対に原(嘉孝)ですね。多分彼は感覚で生きてるので。僕は上から3番目か4番目くらいにしていただけると、いろいろ支障がないかなと思います。
ドラマ『ラーメンD 松平國光 Season1』は、3月29日・30日にひかりTVで第1話から第8話(最終回)まで一挙放送いたします。先週の放送を見逃した方もこれからの方もお見逃しなく。
※第5話~第8話(最終回)はひかりTVで先行放送となります
▼放送情報
ドラマ『ラーメンD 松平國光 Season1』
番組ページURL:https://www.nitteleplus.com/program/ramenD_season1/
<日テレプラスチャンネル>で放送中 ※再放送あり
今後の放送日程:
2025年4月 4日(金) 22:30~23:30 ※第5話、第6話
2025年4月11日(金) 22:30~23:30 ※第7話、第8話(最終回)
<ひかりTVチャンネル>で第5話~第8話先行放送
放送日程:
2025年3月29日(土) 17:00~19:00 ※第1話~第4話
2025年3月30日(日) 17:00~19:00 ※第5話~第8話(最終回)
※連日一挙放送