【特集】TIF2026 SPECIAL INTERVIEW ~Primulav・木苺FRUCTOSE・NEKIRU 編~

matsumoto

TIF2026のステージに、海を越えて駆けつけた3組のアイドルがいる。台北を拠点に活動する「Primulav」と「木苺FRUCTOSE」、そして韓国・ソウルを拠点とする「NEKIRU」。

日本のアイドル文化に魅了され、自国でその熱を育んできた彼女たちは、今回のTIF出演にどのような思いを抱いたのか。海外と日本のアイドルシーンの違い、そして日本のファンに対する熱い想いまで、特別インタビューをお届けする。

――まずは、今回のTIF出演の感想を一人ずつ教えてください。

KANA-KANA(Primulav): Primulavとしては、ありがたいことに今年で4年連続の出演となります。実は昨年、浮島STAGEを近くで見て「いつかここに立ちたい」とメンバー全員で誓い合っていたんです。そのステージに立てると決まってから、特別な形のステージに対応するために、何度も練習を重ねました。その甲斐あって、本番も完璧にパフォーマンスできて本当に嬉しかったです!

甘崎紗音(木苺FRUCTOSE): 木苺FRUCTOSEのサネです。今回が私たちにとって初のTIF出演となりました。日本で最も有名なアイドルフェスであり、多くのファンが集まるこの場所に立てたことは、グループにとって大きな誇りです。貴重な機会をいただき、心から感謝しています。

Soha(NEKIRU): ソウルから来ました、NEKIRUのSohaです。今日はNEKIRUにとってデビュー以来初めてのTIFであり、夢のような時間でした。誰も関心を持ってくれなかった場所から始めて8年目……ようやく一つの大きな実を結んだ気がして、言葉では言い表せない特別な感情が込み上げてきました。期待以上の、キラキラした素敵な景色を見ることができて本当に幸せです。

――海外のライブと比べて、日本のライブならではの違いや面白さはありますか?

KANA-KANA: そうですね、まずはファンの熱量です。台北のファンは日本語のレベルが非常に高く、コールも日本と変わらないクオリティなんです。日本のファンからも「まるで日本でライブをしているみたい」と言っていただけることが多いです。ただ、市場規模には違いがあります。台北はまだアイドルシーンが狭く、キャパシティ1000〜2000人規模の会場は珍しく、集客も400人程度が現状です。だからこそ、こうした機会を通して、日本の皆さんにも台北のアイドル文化を広く知ってもらいたいと思っています。

甘崎紗音: 私たちは結成から4年、東京で何度もライブを重ねてきましたが、客席のほとんどは遠征してくれた台北のファンでした。東京ではまだまだ名前を知られていないという現実を突きつけられる場面もあり、正直、自分たちが小さく見えることもありました。でも、今回TIFという大きなステージに立たせていただき、今まで届かなかった日本のファンの方々にも私たちの姿を見てもらえたことが、何よりも大きな一歩です。私たちのことを知らないはずなのに、TIFのファンの方たちがニコニコと温かく見てくださったことが本当に嬉しくて。もっと頑張らなきゃ、と強く思いました。

Soha: 韓国のライブアイドルシーンは2019年頃に始まり、徐々にグループ数も増えていますが、圧倒的なK-POP人気の中でライブアイドルはまだ少数派です。韓国の市場では、正統派で可愛いコンセプトでないと売れるのが難しいという側面があります。いくらライブアイドルとはいえ、K-POPアイドルとの選択で競争しなければならないため、ソウルではさまざまなコンセプトを試みるのが難しいです。その点、日本にはロックやコミカル系、インキャ系など、コンセプトの幅がとても広いですよね。多様なジャンルが共存し、マイナーなコンセプトでも支持される日本のアイドルシーンの豊かさを、今回TIFに来て改めて実感し、深く羨ましく思いました。

――最後に、日本のファンへメッセージをお願いします。

KANA-KANA: KANA-KANA: 日本の皆さん、今日は本当にお疲れ様でした。わざわざ会いに来てくれてありがとうございます。海外のグループの物販まで、しかも台北のファンに囲まれるアウェーな環境の中で「それでも好き」と言い続けてくれる皆さんは本当に変わっていると思います!(笑)。Primulavが日本に遠征するといつも駆けつけてくれて、そのおかげで不安なく東京に来られています。12月に私の生誕祭を東京で開催させていただく予定なので、ぜひ来てください。台北のファンと日本のファンがいつも仲良くしてくれていて、ライブの後にみんなで遊びに行く様子をインスタのストーリーに載せてくれるんです。「Primulavのおかげで国境を越えた友達ができた」と言ってもらえるのが一番嬉しいです。

甘崎紗音 今回の機会を通して、日本の皆さんが台北の文化にも興味を持ってくれたら嬉しいです。台北の人はみんな日本が大好きで、日本の方が台北に来るとすごく歓迎してくれます。もしいつか台北に遊びに来ることがあれば、台北のアイドルライブも覗いてみてください。日本とはまたちょっと違う文化が見られると思います。これからもっと木苺FRUCTOSEのことを知ってもらえたら嬉しいです。

Soha: 今日が初めてのTIFでしたが、NEKIRUのことを知らない方々も応援してくれて本当に嬉しかったです。フロアの盛り上がりを自分たちで作れたことに驚きました。ソウルにもライブアイドルがいることを知らない方はまだまだ多いと思うので、これからも韓国・ソウルのアイドルのことをもっと知ってほしいです。今の韓国のライブアイドルは、日本のアイドル文化が好きで活動を始めた人ばかり。これからも日本への遠征を重ねて、来年もまた皆さんに会えるように頑張ります。韓国のライブアイドルとNEKIRUのこと、ぜひ覚えていってください。


グループプロフィール

Primulav(プリムラブ)は、台北を拠点とする日本式アイドルグループ。2021年11月デビュー、7人組。台北の音楽文化に日本式女性アイドルを融合させ、台北発の新しいカルチャーを世界に発信するのがコンセプト。TIF2026で4年連続の出演となる。

木苺FRUCTOSE(きいちごフルクトース)は、台北の日系アイドル活動企画「Shining Star Project」が制作した最初のグループ。2022年結成、5人組。2026年で4周年を迎えた。TIF2026が初出演。

公式X:@info_kiichigo、Instagram:@kiichigo_fructose

NEKIRU(ネキル)は、韓国・ソウルを拠点とするライブアイドルグループ。2019年4月27日デビュー。グループ名は「ねえ、聴いてる?」の略。SooSo Entertainment所属。TIF2026がデビューから初の出演。


メンバープロフィール

  • KANA-KANA(かなかな): Primulav、担当カラーオレンジ。日本生まれの純台湾人。同じくグループに所属する実の妹・KANO-KANOも日本語ネイティブ。

X:https://x.com/KANA_primulav

  • 甘崎紗音(あまざき さね): 木苺FRUCTOSE、隊長、担当カラー淡雪ピンク

X:https://x.com/sasasasasnow

  • Soha(ソハ): NEKIRU、担当カラースカイブルー。オリジナルメンバーでリーダー的存在

X:https://x.com/Nekiru_SOHA

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