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” TIF ASIA TOUR KICK OFF ” イベントレポート日本のKAWAIIアイドル文化を世界へ。ライブやMVを通してアジア中に広がるアイドル文化の楽しさをお届け!!

dot yell編集部
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  先に公式資料からの言葉を引用したい。「世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL」が「アイドル」を日本発の独自カルチャーとして広くアジアに発信するべく開催予定の新プロジェクト『TIF ASIA TOUR』に先駆け、アジア各地域のアイドルを紹介するプレイベント「TIF ASIA TOUR KICK OFF」をオンライン開催!」。

 
コロナ禍以降はとくに、ライブで直接触れ合うのが難しいことから、オンラインを通したライブ配信が積極的に行なわれだした。今や多くの人たちが当たり前に参加しているように、その環境が日常化してゆくのに合わせ、ライブ配信面での技術もどんどん進化し続けている。

 
以前からインターネットは、世界をリアル(同時間)で繋ぎ、同じ体験を与え続けてきた。その動きに拍車をかけたのが、世界中に蔓延したコロナ禍騒動というのも、なんとも皮肉なこと。人類を不安や恐怖に陥れ続けているウィルスという外敵は、人と触れ合うのが難しい現状だからこそ、ネットを介し、日本から発信し世界中(主にアジア)へ広がった「アイドル文化」を集約する機会を設けてくれた。それは、何とも皮肉な成果と言えようか…。

  
TIFが10月に開催するイベントに先駆け、9月3日(金)に「TIF ASIA TOUR KICK OFF」と題したオンラインイベントを行なった(詳しくは、https://tif2021.zaiko.io/e/ASIATOURKICKOFF を参照)。その日の模様をお伝えしたい。


でんぱ組.inc



冒頭、MCとして相沢梨紗、根本凪が登場し、TIF ASIA TOUR KICK OFFの開会を宣言し、でんぱ組.incのメンバーを呼び込んでライブがスタート。

©チェリーマン

 
ライブは、9月22日に発売する最新シングルに収録した、前山田健一が手がけた「玉虫色ホモサピエンス」からスタート。触れた瞬間から胸をときめかせる、とてもキラキラとした楽曲だ。まるで舞台劇を演じるように、メンバーたちは自分のキャラクターと重なる歌詞を歌いながら自己アピールを行なえば、人を抱えて走り出せば、人間ピラミッドのような姿も見せるなど、「こっちも、そっちも見たい!!」と気持ちを騒がせる場面をたくさん作り出しながら進んでゆく。大人数に進化した今のでんぱ組.incの魅力を余すところなく発揮した、とてもわちゃわちゃした楽しい楽曲だ。例えるなら、遊園地でほのぼのとした気分で楽しめそうと思って乗ったところ、意外にも胸騒がせる見せ場が次から次へと飛びだしてくる刺激多めで病み付きになるアトラクションという感覚だ。まさに、最近のでんぱ組.incらしさをさらにバージョンアップさせた姿が、この曲から見えてきた。

 
メンバー全員が大きく手をまわしながら、「グリグリ ハングリーに 勝ちにいけ!」と力強い声で「ちゅるりちゅるりら」を歌いだした。勢いよく駆けだした楽曲に乗せ、この曲でもメンバーたちが舞台の上でわちゃわちゃ騒ぎだす。大人数になった今のでんぱ組.incのライブは、どの曲でも、全体と個人それぞれに見せ場を作り出しているように、楽曲に刺激を受け身体は騒ぎながらも、視線はいろんな動きを追いかけてゆくことから、せわしない(笑)。だからこそ、病み付きになる。舞台上で笑顔で戯れる姿も魅力的だし、何より、メンバーが気持ちを一つに振りを揃えたときの動きがとても華やか。「ちゅるりちゅるりら」も、本当に見せ場の多い楽曲だ。

 
MCでは、世界同時中継をしていることから、メンバーがいろんな国の言葉で挨拶。まさに「萌えキュンソングを世界にお届け」している彼女たちらしいアプローチだ。

 
次に披露したのが、でんぱ組.incのライブの中へ熱狂を描き続けてきた「でんぱれーどJAPAN」。9人が舞台を目一杯使って歌い躍る姿は、ダイナミックで華やか。アジア中のアイドルたちが集結したこの日のイベントに相応しく、でんぱ組.incが日本から世界へ向け電波ソングの魅力を愛らしく発信。彼女たちは、見ている人たちの胸をずっとキュンキュンときめかせる弾けた可愛い姿を止まることなく見せ続ける。はしゃぐ気持ちがどんどん膨らんでゆく。

©チェリーマン

 
ときめいた気持ちへ、強烈な刺激をお見舞いしようと、最後にでんぱ組.incは、間もなくシングル発売する最新ナンバー「衝動的S/K/S/D」を熱唱。超高いテンションのままパンキッシュに駆け出す楽曲の衝撃は、まさに電撃的。力強くパワフルに歌う彼女たちのテンション高い声に触れ、心が熱く騒げば、せわしなくどころか、短距離走を全力で駆け続けるようなパフォーマンスに、見ている側の気持ちもグイクグイ引き寄せられてゆく。 この日のでんぱ組.incのライブ、短い中にすさまじいエナジーを詰め込み、見ている人たちのハートをずっと釘付けにしていった。


海外アイドルコーナー第一弾

 

ライブの間に間には、主にアジア諸国で活動しているアイドルたちをMVやライブ映像を通して紹介してゆくコーナーを用意。


MCとして、虹のコンキスタドール / 結音 YUIONで活動する隈本茉莉奈が登場した。

©チェリーマン

 
最初に紹介したのが台北、高雄を中心に活動するアイドルたち。台北で活躍する月宵◇クレシェンテや幻色プリンセス、ソロシンガーのKeyは、愛らしい日本語を用いた正統派アイドルグループ。高雄のCANDY☆STARもそう、みんな日本語の歌詞で歌えば、日本のアイドルグループの楽曲をカバーしているように、良い意味で日本のアイドルグループをリスペクトしている姿勢を見せていた。台北で活動している昼食彼女 Lunch Girlsは、台湾華語で歌いながらも、楽曲は日本の王道アイドルソングの良いところをしっかり取り入れている。

 
他にも、萌エリア-絕對萌域や人魚童話、月讀偶像部のようなグループ系、ユニットで活動中のRe:TurN-Circus-、高雄で活動しているソロシンガーのRuka Bananaもみんな日本語で歌えば、キラキラとした日本のアイドルグループのど真ん中と言える姿から受けた影響を色濃く反映している。今の日本のアイドル界が多ジャンルな音楽性が混合する世界と捉えるなら、今の台湾のアイドルシーンは、数年前の48グループ系の流れを組む正統派と言われるアイドルたちが競い合っていた頃の姿を彷彿させていた。


ソウルのアイドルシーンも、日本語で歌う姿勢は台北、高雄と同じ。ただし、キラキラとした音楽性の中へ攻めた姿勢を映し出したユニットのNEKIRUや、電波ソング的な要素の強いKKDやSONOKI(2組とも、映像ではでんぱ組.incの曲をカバーしていた)やソロシンガーのMyoU。愛らしいポップソングを歌うきずなシミュレーションやユニットのHIBANAのような、日本の正統派アイドルと同じ匂いを感じるアイドルたちもいるように、ソウルのアイドルシーンは、正統派アイドルからの影響を受けつつも、そこへ、より多彩な音楽性を反映させているように、多様性を増したアイドルたちがシーンを形作っているようだ。

 
ラオスはヴィエンチャンのL☆NAVYが見せた、愛らしさを振りまくチャーミングな姿に胸がキュッと鳴れば、ハノイで活動しているPOLARISはロックナンバーに乗せ「Corona Ahahahahaha」と今の時代を揶揄したメッセージを日本語詞に乗せて歌っていたように、アイドルらしい枠にとらわれない幅広い表現を示していた。ホーチミンを拠点とするNiji Universe Inc.は、ベトナム語の響きを活かしたオリエンタルな姿を提示。ベトナムのアイドルたちは、いわゆる正統派アイドルの血も引き継げば、その枠を逸脱した遊び心を見せてゆくアイドルたちも多いようだ。しかも、日本語で歌う傾向が強い。これに関しては、アジアで活動するアイドル全般に言える特色か…。

 
インドネシアはバンドンのLuScaがダンサブルな楽曲を通し愛らしさを振りまけば、オーストラリアはブリスベンで活動しているA-MUSE Projectはエレクトロ色の強い、いわゆる洋楽/K-POP色も匂わせる姿を見せていた。シドニーのNEONismは、正統派アイドルらしさを少しはみ出した楽曲を披露。1-2曲だけで特色を断定することはできないが、どこの国のアイドルたちも、日本のアイドルグループをリスペクトした姿勢を示していた。その上で、正統派の枠から逸脱し、自分たちの色を作りあげてゆくグループから、日本のアイドルソングをカバーし影響をダイレクトに楽しんでゆく人たち。オリジナルながら、あえて日本語を用いて歌うグループなど、根底にある軸は同じながら、そこから覗かせる表情にそれぞれ特色が出ていたのも、見ていて刺激的だった。


Vtuberアイドルコーナー

 

VTuberを紹介するコーナーでは、MCとしてでんぱ組.incより鹿目凛、空野青空、天沢璃人が登場。


日本で活躍している歌って躍れるアイドルグループを4組チョイス。それぞれが自己紹介のMCも含めたうえで、MVの映像を紹介。

 
ソロアイドルの銀河アリスは、まさにボカロ曲のような楽曲を表現。生身の人間が歌っているからこそ、オートチューンも用いてハイトーンぎみな自分の声質を上手く二次元寄りに活かしたスタイルで表現していた。

 
でんぱ組.incの後輩でもあるVTuberのGEMS COMPANYは、爽やかなサマーソングを届けてきた。電波系の音を中心に据えるのではなく、いわゆる王道のポップナンバーを歌唱。活動している場は仮想世界だが、親しみやすいポップ感も含め、むしろヒューマン色を強く感じさせるところが魅力的だ。

 
衣装姿からもわかるように、まりなすは仮想世界の王道アイドル。披露した楽曲も、ポップに弾けたカラフルでチャーミングなダンスチューン。活動している場が仮想空間というだけであって、楽曲もパフォーマンスも、まさにポップなEDM色を上手く活かしたアイドルグループというスタイル。むしろ、バーチャルな空間だからこその華やかな見せ方をしながら夢を広げてゆくところが、まりなすの個性を際立たせていた。

 
えのぐは、TIFにも出演経験があるように、日本のVRアイドルシーンを先頭に立って牽引する存在。この日披露したライブ映像には、巨大なスクリーンを通しVR空間で歌い躍るえのぐとライブ会場で熱狂する人たちの姿が映し出されていた。彼女たちの仮想空間と三次元という壁を壊し、互いに気持ちと気持ちを、熱と熱を感じあえれば、どんな空間でも一つに繋げられる姿勢こそ、まさにVRアイドルのあるべき姿。


まだまだ進化し続けている日本のVTuberアイドルたちの活躍からも目が離せない。


虹のコンキスタドール

 

次にライブのバトンを受け取ったのが、虹のコンキスタドール。虹のコンキスタドールと言えば、年中夏気分へ導く夏ソングが似合うグループ。過ぎ行く夏を、この舞台の上だけは時間を逆回転させ取り戻そうと、彼女たちは「THE☆有頂天サマー!!」を熱唱。見ている人たちの前に、胸をドキドキときめかせ、心を燃え(萌え)させるギラギラな夏景色を描き出した。彼女たちに一緒に夏の想い出を作ろうと誘われるたび、ドキドキするハートの指数がエンドレスで上がりだす。メンバーたちの愛らしい表情も含め、画面から飛びだしそうなパワーでグイグイせまられたら冷静でいれるわけがない。彼女たちのライブに触れた瞬間から、心がバクバクして破裂しそうだ。

 
彼女たちは、世界中の人たちへ向け英語と日本語で挨拶。

©チェリーマン

 
いきなり「SUKIでSUKIでSUKUすぎるから」と歌われたとたん、またも心拍数が一気に上がりだした。虹のコンキスタドールは「ずっとサマーで恋してる」を歌いながら、恋にときめく乙女心を満面の笑顔で丸ごとぶつけてきた。舞台の上をパワフルに歌い躍る姿からも目が離せないが、「SUKIでSUKIでDAISUKIだから」と可愛らしい表情で告白を受けるたびに、彼女たちの姿を全部写し取り、胸の中のフォルダへ次々と保存したくなる。メンバーどうしが戯れながらパフォーマンスしてゆく姿も、とてもチャーミングだ。

 
恋にときめく夏曲三連打の最後に持ってきたのが、「キミは無邪気な夏の女王」。この曲に触れている間中も、メンバーたちと一緒に夏のビーチでパリピになってはしゃいでいる気分を思いきり味わっていた。現実は部屋の中でも、虹のコンキスタドールのライブに触れている間は、彼女たちと一緒に常夏の風景の中、素敵な恋の想い出を作る気分を思いきり味わえる。いつだって彼女たちは、乙女心全開で見ている人たちに熱い誘いをかけてゆく。その誘いに乗り、一緒に気分だけでもパリピにならなきゃ、この時間、この瞬間がもったいない。

 
そんな彼女たちに、僕らはいつだって恋をしている。その恋が微妙な三角関係だとしても…。最後に虹のコンキスタドールは、いろんなアイドルたちも好んでカバーしている、最高に胸キュンのアイドルソング「トライアングル・ドリーマー」をプレゼント。この歌に触れるたび、心がトキメキすぎて破裂しそうになる。「トライアングル・ドリーマー」は、恋したときの、小さな不安も含んだ、たまらなくドキドキした気持ちへ心を一気に染め上げてゆく名曲だ。この日は配信ライブという理由もあり、メンバーたちが次々とカメラに向かってアピールしてゆく場面も登場。メンバー全員が、けっこうなアップめでカメラへ向かって恋心を歌いかけてきた。その姿に触れたら、ますます彼女たちへ夢中になってしまうじゃない。いや,それでいいんだけどね。

©チェリーマン

 
夏を連れてきた虹のコンキスタドールのライブ。この楽しさ、世界中へもっともっと広がっていけ!!


海外アイドルコーナー第二弾

 

再びMCとして、虹のコンキスタドールとしてのライブを終えた隈本茉莉奈が登場。タイは、アイドルシーンが活性化している国。中でも、首都となるバンコクでは数多くのアイドルたちが活躍している。日本で活動しているREADY TO KISSの姉妹グループでもあるSiam☆Dreamは、READY TO KISSの楽曲をタイ語で歌えば、オリジナル曲はタイ語で歌いつつ、やはり曲調は日本のアイドルシーンを反映した音楽性を示している。ロックなテイストを色濃く映し出したAKIRA KURØは、打ち込や宅録したバンドサウンドを軸にしているように、ここも日本のロックアイドルたちと共通する色だ。

 
キラキラとしたポップナンバーを歌うAlisztも、日本のアイドルソングとオリジナルをミックスしてゆくスタイル。ASTERは、愛らしさも見せつつ、K-POP色を濃く出して活動。凛々しい表情の中へ愛らしさを見せるDAISY DAISY。清楚と可愛らしさという日本のアイドルらしい面からK-POP寄りのスタイルまで、自由に表現の枠を広げてゆくDearest。日本のアイドルソングをタイ語で歌うEuphonie☆。疾走する楽曲の上で凛々しい姿を見せながらも愛らしさを忘れないFingers Cross。彼女たちも、曲に合わせ多彩な表情を描き出していた。

 
タイのアイドルグループの場合、それがオリジナルでもカバーだろうと、タイ語にして歌う傾向が強い。HatoBitoやI-MI『あいみ』も、そう。力強いパフォーマンスを見せたMAYDAYなど、日本のアイドルの影響を映し出したグループもあれば、Memorizはアジアンポップスの香りを覚えさせるグループ。愛らしさを思いきり振りまいたチャーミングなPeach YouやSUMOMO、ShiningStarsなど、可愛いという見せ方をしっかり軸に据えたうえで、アイドルらしい振る舞いの中へ自分たちらしさを出しているグループがタイには多いようだ。

 
香港のアイドルシーンは、進化し続ける日本のアイドルシーンの影響をダイレクトに反映してゆくグループが多い。日本語で愛らしいポップソングを歌うCotton Candyは、一見すると日本のアイドルソングのカバーかと思ってしまうが、しっかりオリジナル曲として昇華しているところが持ち味。

 
香港には、その手のアイドルたちが多い。ソロシンガーの星川千夏は、まるで香港版の上月せれなのよう。 ロック寄りの姿も見せるアイリス変奏曲、歌謡曲色も匂わせるソロシンガーのくゆみ/KUYUMI。アニソンの影響も色濃く覚えるiliad。比較的王道寄りのMiDNiGHT WAVEや3ternal Projectのようなグループもいれば、ちょっとダウナーなシティポップを歌うOSIDORI。萌えな色を全開にしたPinku ribbonやsmiley。2o Love to Sweet Bulletの姉妹グループの2o Love to Sweet Crisisなど、日本のアイドルシーンの影響を色濃く覚えながら、そのうえで自分たちらしい色を加えてゆくアイドルたちが多い姿が映像の数々を通して見えてきた。


AKB48海外姉妹グループ紹介コーナー

 

続いて紹介したのが、AKB48海外姉妹グループたち。


MCとして、でんぱ組.incの藤咲彩音、小鳩りあ、愛川こずえが登場。


さらにAKB48 チーム8より髙橋彩音と倉野尾成美の二人も駆けつけた。

©チェリーマン


こちらのコーナーでは、各グループ代表メンバーのビデオメッセージに続き、ライブ映像を披露。

 
ジャカルタをベースに活動中のJKT48は、清楚なメンバーたちの個性を活かすようにしっとりと美しいバラードナンバー「Rapsodi」を披露。バンコクを拠点に活動しているBNK48は、「ヘビーローテーション」を通し元気に弾けた姿を見せていた。この曲を母国語で歌えば、ダンスパフォーマンスもダイナミックで華やかだったように、そこへBNK48らしさを映し出していた。マニラを拠点に活動中のMNL48は、「RIVER」をオリジナルの持つパワフルさを活かしたうえでパフォーマンス。彼女たちもタガログ語で歌っていたように、母国語を大切にしながら原曲を自分たちの色に染め上げていた。

 
上海をベースに活動中のAKB48 Team SHは美しく壮麗さとダンサブルな要素をミックスした「千秋令」を通し、大人数だからこその魅力を活かした華やかさの中へ一体化したダイナミックな動きを示すオリエンタルソングを届けてくれた。ホーチミンを拠点に活動しているSGO48も「RIVER」を披露。ベトナム語を駆使してダイナミックに歌い躍る姿はとても迫力がある。映像では、本家AKB48の「RIVER」と同じシチュエーションで撮影したMVも映し出されていた。台北で活躍中のAKB48 Team TPは、「RESET」を通してメンバーの持つ清楚さをしっかりアピール。最後に登場したチェンマイを拠点に活動しているCGM48は、タイの民族音楽の要素も組み込んだオリジナルナンバー「Mail」を歌唱し、映像終了後には、東京とチェンマイをzoomで繋ぎ、CGM48メンバーの伊豆田莉奈、Aom(オーム)が登場し、MCからの質問に答え交流を深めた。

 
各国で活動しているAKB48の姉妹グループは、原曲を母国語に変えてカバーすれば、その国の音楽性も取り入れたオリジナルナンバーも歌っているように、グループごとにいかに特色を出せるかを心がけているのも特徴的。それぞれの国のグループごとの色をぜひ探っていただきたい。


わーすた

 

イベントのトリを飾ったのが、わーすた。ライブは、見ている人たちの場所を最上級に楽しいライブ空間へ染め上げるように、冒頭からテンション高い歌声で届ける「最上級ぱらどっくす」からスタート。年内いっぱいでメンバーの坂元葉月の卒業が決まっているように、こういう機会を通し、5人のわーすたの姿を世界中のアイドルファンへ向けて発信できたのも素敵なこと。彼女たちのライブも、触れた人たちを心騒ぐマジカルなワンダーランドへ連れ出してゆく。わーすたのライブに触れている間、現実をごみ箱の中へポイッした気持ちでいれるのが、素敵じゃない!!

©チェリーマン

 
MCでは、メンバーがそれぞれ英語や中国語など、いろんな言語も交えて自己紹介。日本から世界へKAWAIIアイドルカルチャーを発信しているわーすたらしい挨拶だ。衣装も和を意識しているところも、日本から世界へという彼女たちの姿勢を示していた。

 
続く「Magical Word」は、少し妖艶な仕種を見せるなど、大人のわーすたの魅力も味わえる楽曲。オリエンタルな音色など、世界中のいろんな音楽の魅力もミックスした、心を優しく揺さぶる歌なのも嬉しい。歌詞へ中国語や韓国語などいろんな国の言葉も出てくるように、この曲も、わーすたらしいワールドスタンダードナンバー。弾けた姿ではなく、おっとりとした様も見せていたように、この曲では心揺らしながら、彼女たちの姿をじっくり追いかけるように楽しめた。

 
表情は、一変。激しいギターの音に乗せ、楽曲は力強く駆けだした。メンバーたちは見ている人たちをけしかけるように、凛々しい攻めた声を魅力に「PLATONIC GIRL」を歌いだす。1曲ごと巧みに表情を塗り替えながら、見ている人たちの気持ちも、曲に合わせた世界へぐいぐいと引き込んでゆく。その姿は、まるで楽曲と同化しながら、でも確実に相手を射止めるカメレオンのよう。そんな多彩な表情を持つ彼女たちだからこそ、1曲1曲しっかり追いかけながら夢中になれる。ときに身体を折り畳み、しゃくりながらたくましく歌う様も刺激的だ。

 
最後にわーすたが届けたのが、とっても愛らしくチャーミングな姿をたっぷりと味わえる「いぬねこ。青春真っ盛り」。笑顔の彼女たちにカメラ目線で「犬!犬!わんわんわん!」「猫!猫!にゃんにゃんにゃん!」と歌われた瞬間に、胸が破裂しそうなくらいドキッとした。その可愛いアプローチは、嬉しい罪だ。でも、そんなときめいた気持ちにずっと染まっていれるからこそ、わーすたのライブに触れたくなるんだよ!!


次は10月1日-3日のTIF本番を楽しまなきゃ!!!


■TOKYO IDOL FESTIVAL 2021 オフィシャルサイト


https://official.idolfes.com/s/tif2021/?ima=4516

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