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アルバム「HACHIMITSU BLACK PEPPER」は、値段が888円。10曲入りのアルバムと、1st ONEMAN LIVE「恵比寿様!Going come back honey」の模様を全編収録したLIVE Blu-rayがついてその値段って、もう意味わからない (笑)。

dot yell編集部
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5月31日(火)に1stアルバム「HACHIMITSU BLACK PEPPER」の発売も決定したはちみつBLACK。活動から7カ月強、彼女たちが今、どんな想いを持って活動をしているのか。その胸の内を伺った。




↓↓↓↓↓↓↓↓インタビュー↓↓↓↓↓↓↓↓




半年も経つと、だんだん新人とは言われなくなってくる。そのぶんプロ意識といいますか、それに相応しいライブをという責任感が出てきました。



──はちみつBLACKとして活動を始めてから7カ月強、みなさん、活動を始めた頃と今を比べたとき、どんな風に心境の変化や心の成長を感じています?まずは、リオさんから聞かせてください。

リオ・アスナブル  以前にも増して責任感が出てきたなと思います。デビューしたときも「これから始めるぞ」という新鮮な気持ちを持って活動をしていましたけど、半年も経つと、だんだん新人とは言われなくなってくる。そのぶんプロ意識といいますか、チケットを購入していただいてパフォーマンスをしている以上は、それに相応しいライブをという責任感が出てきました。


――無料公演だったとはいえ、はちみつBLACKはデビューから3カ月後にはワンマン公演も行いました。それだけ周りからの期待も大きかったからですが、そのプレッシャーも感じてました?

リオ・アスナブル  期待されてるぶん頑張らないと、という気持ちはありました。ただ、半年も経つとまわりは新人という目で見なくなってきますけど。わたし個人としては、まだまだ新人グループとしてチヤホヤされたり甘やかされていたいです(笑)。もちろん、いろんなグループさんに負けないようにという気持ちも強く持って活動をしています。


――次は、くらさんお願いします。

もよもくら  わたし、ライブを重ねれば重ねるほど、もっともっと自分の想いを出していきたい気持ちが強くなっています。こういう活動って、飽きられたら終わりじゃないですか。最近では、毎回どう新鮮に思えるライブにしていくかをいろいろ考えるようになりました。 振り返ってみれば、活動を始めた頃は目の前の課題を覚え、それをこなすことに必死でした。でも、少しずつ気持ちに余裕を持てるようになり、メンバーからも積極的に意見やアイデアを出すようになってからは、メンバーのはちみつBLACKへ向かう気持ちや一体感も変わっていったと思います。とくに、初めてのワンマン公演を経験したことで、最初の大きな壁を乗り越えた実感もありました。
鼓もね子  初めてのワンマン公演の経験は大きかったよね。お披露目ライブのときはお膳立てされた環境へ応えるのに必死だったし、活動を始めた頃は「こうやらなきゃ」という気持ちが強かったです。はちみつBLACKのメンバーはみんな真面目だから、大人から言われたことを必死にこなそうとしていた面はとくに強かったなと思います。しかも、要望に応じなきゃという意識が先に来ていたことで、大人の方々には「ライブ感がない」とよく言われてました。その壁を最初に壊したのが、1stワンマン公演でした。あのとき、アンコールで「BLACK RING」を歌ったんですけど。ステージへ出る前に「自分たちの好きなようにめちゃくちゃやってきな!!」と言われ、その言葉通り、メンバーみんな思いきり自分を開放しながらやりました。あそこで一つ乗り越えたのか、それ以降のライブからは、自分たちらしさをすごく表現していけるようになりました。


――ゆたさんの気持ちも教えてください。

真鯛猫ゆた  メンバーみんな、はちみつBLACKが初めてのアイドル活動になります。わたし自身、ステージに立つのが初めてだったから、デビューライブのときは緊張のあまり、覚えたことを必死に出し切るしかない気持ちでやっていました。だけど、回数を重ねていくごとにライブ活動自体が楽しくなれば、自分やグループのことを客観的に見れるようにもなりました。何より、「お客さんたちを楽しませよう」という気持ちをどんどん持てるようになったのは大きい成長だと思っています。 デビュー時期のはちみつBLACKから見てくれてる人たちもそうだし、久しぶりにはちみつBLACKを見た方からも、「これまでは緊張した表情をしてたけど、今はめちゃ楽しんでる顔をしてるよね」とよく言われます。最初の頃は、覚えた振りを間違えないようにとばかり意識していたから、目の前のことへ必死だったと思うんですけど。わたしを含め、みんなも心に余裕を持てるようになって一気に自由度が増していった気がします。


――最後は、あむさんですね。

あむのあむ  わたしも、深いところではみんなと同じ想いでいます。最初の頃は、用意された課題をこなすことで精一杯でした。でも日が経つにつれ、自分の中でも考える余裕が生まれたことから、「あれをやってみたい」「こう挑戦したい」「こうするには、こうしたほうがいいのかな」など、いろいろ考えられるようになれば、その影響が自信にも繋がったのか、少しずつ行動へも移せるようになりました。今もまだまだ視野を広げている最中ですけど、心に余裕を持てるようになったのは大きな成長や変化だと思います。



それぞれのメンバーの変化を聞いてみたら…。

――7カ月以上の日々を送っていると、メンバーどうしでも、互いの成長を覚えることが増えますよね。リオさんから見たくらさんの変化、教えてください。

リオ・アスナブル  くらは、けっこう大人しく見えるんですけど。じつは、すごくぶっ飛んでいるところがあります。そこが面白さだとメンバーみんな思っているから、そこをもっともっとみんなにも知ってほしいなと思ってる。
鼓もね子  少しずつだけど、お客さんにもそこが浸透し始めてるもんね。
もよもくら  自分ではよくわかんないんですよね。わたしは普通の人っていうか、むしろ全然面白くない人と思ってるのに、まわりの人たちは「ぶっ飛んでる」って言うんです。


――こういうのって、本人が一番わからないものだからね。くらさんから見たもね子さんは、どんな人?

もよもくら  もね子さんは、みんなを引っ張ってくれるというか、グループをまとめあげてくれる人です。視野も広ければ、物事を冷静にも捉えられるから、グループには必要だなって毎日思います。ただ、以外とヌケているところもあります。ヌケてるときあるよね。
鼓もね子  いやいや、そこ同意を求められても(笑)。


――もね子さんから見た、ゆたさんの印象をお願いできますか。

鼓もね子  ゆたは、本当に成長著しい人。ライブのときの表情の豊かさや表現の幅はすっごく広がったよね。わたし、ことある毎に「ゆた、めっちゃ良くなったね」と言ってるように、その成長はすごいです。あれっ、照れてる??
真鯛猫ゆた  いや、照れてない(たぶん、照れてました)。


――ゆたさんから見た、あむさんもお願いします。

真鯛猫ゆた  あむは、割と自分を制御していたのか、最近になってようやく心を開放してきたなって感じる。そうやって、自分を出してくれるようになったのが嬉しい。
あむのあむ  以前は、いろいろと自分の見せ方なども考えてたけど。余計なことを考えるのをやめたことが大きいんだと思う。自分を素直に出し始めたら気持ちも楽になったし。ただ、自分でもまだ何が正解かわかりきってはいないから、今もいろいろ探っている最中です。


――あむさんから見たリオさんについても、お願いします。

あむのあむ  リオは、率先してグループの道筋を作ってくれるというか。「こっちじゃない」という道へ進みそうになったときに、グループをしっかり軌道修正してくれる人。グループをあるべき方向へ導いてくれる人だなと思います。




はちみつBLACKはバチバチの音楽をやってくグループと思ってたから、表現の幅が広がってくのは素直に嬉しい。

――はちみつBLACKといえば、ブンブンブンブン攻めてく姿勢が魅力。同時に、胸をくすぐる良質な歌もしっかり聞かせてくれます。今のはちみつBLACKの魅力を、メンバー自身はどのように受け止めています?

リオ・アスナブル  はちみつBLACKの魅力といえば、攻め攻めの格好いい楽曲が魅力だと思っていましたけど。「ラタタタハンター」や「バッドエンドロール」が新曲として加わりだした頃から、「あっ、バチバチのはちみつBLACKだけじゃない面も出していくんだ」とメンバー自身も感じるようになりました。
鼓もね子  活動を始めた頃は、はちみつBLACKはバチバチの音楽をやってくグループと思ってたから、表現の幅が広がってくのは素直に嬉しいよね。
リオ・アスナブル  あとは、自分たちがどれだけ曲に相応しい表現をしていけるかにかかってます。


――メンバー自身は、バチバチなロックスタイルのほうが表現しやすい感じだ。

リオ・アスナブル  わたし的には、そうかも。バチバチの曲は、自分自身を"強い女"に変えていけば表現できていたけど。違う表情の場合、どんな風に気持ちを切り換えていくのかが課題です。だけど、それを表現していくのも楽しみになっています。


――メンバーみなさん、強い女性たちばかり??

リオ・アスナブル  わたしは目指してるけどね。
鼓もね子  くらは、違うよね。
もよもくら  強くはなりたいけど、そこは自分らしくいたいです。わたしに関していえば、バチバチな歌も好きですけど。「ラタタタハンター」や「バッドエンドロール」のような、それまでのはちみつBLACKにはなかった新しい表情を出した楽曲のほうが、気持ちを寄せやすい面はあります。もね子は目力が強いから、バチバチ系の曲が似合うよね。
鼓もね子  自分は曲調と歌詞に感情移入しながら表現していきたい性格だから、バチバチな楽曲のほうが気持ちのスイッチが入りやすい面はあるなと思う。あむも、くら寄りだよね。
あむのあむ  わたしも、どちらかといえば「ラタタタハンター」のような表情のほうが似合います。


――ゆたさんは、バチバチ系寄りですよね。

真鯛猫ゆた  わたしは、エモ系の表情が好きだし、得意です。


未発表の新曲は、まさに”強い女”になれる曲。

――はちみつBLACKは、5月31日にアルバム「HACHIMITSU BLACK PEPPER」を発売します。それぞれ、お勧め曲を教えていただけますか?ふたたび、リオさんからいきましょうか。

リオ・アスナブル わたしは、まだライブで披露していない未発表の新曲がお勧めです。この曲は、はちみつBLACK史上一番格好いいと思えているくらい好みの楽曲。だから、早くライブでみんなに聞かせたいです。まさに"強い女"になれる曲。アニソンっぽい雰囲気もあるから、ぜひアニソンのお仕事もしたい期待も込めています。他にも、デビュー曲の「BLACK RING」は、これからもずっとみなさんに愛し続け欲しい曲として強く思い入れを持っています。


――くらさんのお勧め曲は?

もよもくら  わたしは新曲の「ラタタタハンター」と「バッドエンドロール」が好きです。中でも「ラタタタハンター」のような明るい曲はお気に入りです。もちろん、わたしもデビュー曲の「BLACK RING」には強い思い入れを持っています。
鼓もね子  わたしも、未発表の新曲が気に入ってます。この曲は、デモ音源をいただいて聞いたときから「めちゃくちゃ好きだー!!」と思えていた曲。早くライブでで育てたい曲だとも感じています。


――ゆたさんのお勧め曲はどれですか?

真鯛猫ゆた  もちろん、バチバチの曲も好きですけど。わたしはエモ系の曲が大好きなように「忘れてはいけない世界」や「バッドエンドロール」がお気に入りです。中でも「忘れてはいけない世界」は、ライブで歌っていると主人公に感情移入し過ぎてしまうからなのか、気持ちが昂りすぎて歌いながら泣きそうになります。だからこそ、みんなにも歌詞にも注目して聞いてもらいたいし、わたしと同じようにこの曲が刺さってくれたら嬉しいなと思います。


――最後は、あむさんですね。

あむのあむ  わたしも、未発表の新曲がすごく格好よくて好きです。でも、強く思い入れを持っているのは「夢というタイムカプセル」。この曲を初めていただいたのが、まだデビュー前の時期でした。あの頃は、どんなファンの方がいるのか、はちみつBLACKがどういうライブをやっていくのかもぜんぜんわからない状態だったし、わたし自身も経験がなかったから、ステージに立ったとき、どんな気持ちになり、どんな想いで客席を見渡すのかも想像つかない状態でした。だけど、「夢というタイムカプセル」を聞くと、いろんな姿を想像してしまう自分がいました。この歌のサビの「ねえ君がいるんだ ここにつれてきてくれた ねぇ何十万の軌跡を駆け抜けて~」を聴きながら、いつかその姿を夢じゃなく現実にできたらなぁ」と、そこへ至るまでの姿を想像しているだけで大号泣していました。今も、いろいろ重ね合わせ聞いてしまいますけど。でも、いつの日か本当に大きなステージに立ってこの曲を歌ったら絶対に響き方がぜんぜん違うんだろうなぁと思って。「夢というタイムカプセル」は、グループの成長と一緒に育てあげたい歌です。リリース順やライブでの発表順に聞くと、私たちの歌い方の成長ぶりも見えてきます。そういう楽しみ方もしてもらいながら、変化や成長し続けてゆくはちみつBLACKを、アルバムやライブを通してこれからも感じ続けてください。


――はちみつBLACKは今、定期配信番組「#はちブラ放送局」も配信中。この番組のことも教えてください。

鼓もね子  YouTubeとyell liveのアプリで定期的に生配信している番組です。中では、はちみつBLACKのことが好きな人たちが、もっともっとはちみつBLACKのメンバーのことを好きになってくれるような、各自のキャラクターが見える内容をお届けしています。ライブでは見えてこない面も出しているから、ぜひ見てください。
リオ・アスナブル  こういう場があることで、よりメンバーのことを知ってもらえるから、すごく嬉しい番組です。


――最後に、アルバム「HACHIMITSU BLACK PEPPER」の魅力や、今後について一人ずつメッセージをいただけますか。ここは、あむさんからいきましょうか。

あむのあむ  これまでライブでしか聞けなかった曲たちも、アルバム「HACHIMITSU BLACK PEPPER」があることで、何時でも、何処にいても聞けるようになります。だからこそ、ぜひ手に取ってほしいです。これからもはちみつBLACKは、各メンバーの秘めたポテンシャルをもっともっと出しながら楽しいライブをやり続けていくから、長く見守り続けてください。


――次は、ゆたさんお願いします。

真鯛猫ゆた  アルバム「HACHIMITSU BLACK PEPPER」は888円と超お手頃価格だから、これを聞いてはちみつBLACKのことを好きになってください。いえーい!!


――もね子さん、ひと言お願いします。

鼓もね子  アルバムに収録した曲たちは、わたしたちがデビュー前に歌入れした曲から最近録った歌までが入っているから、リリース順やライブでの発表順に聞くと、私たちの歌い方の成長ぶりも見えてきます。そういう楽しみ方もしてもらいながら、変化や成長し続けてゆくはちみつBLACKを、アルバムやライブを通してこれからも感じ続けてください。


――くらさんも、ぜひ!!

もよもくら  CD盤の発売はお待たせしてきたので、ようやく届けられるなって気持ちです。だからこそ、たくさんの人たちに聞いてほしいし、みんなで爆買いして、いろんな人たちにはちみつBLACKのことを広めてもらえたら嬉しいです。そして、はちみつBLACKのことを好きになる人を、もっともっと増やしたいです。


――シメは、リオさんお願いします。

リオ・アスナブル  アルバム「HACHIMITSU BLACK PEPPER」は、全国各地のTOWER RECORDSさんでも手に入るように全国流通になります。だから、これまではちみつBLACKの存在は知っていても、触れたことのなかった人たちにも知ってもらえる機会になるのが嬉しいんです。しかも、値段が888円(税抜)。10曲入りのアルバムと、1st ONEMAN LIVE「恵比寿様!Going come back honey」の模様を全編収録したLIVE Blu-rayがついてその値段って、もう意味わからない設定(笑)。そのぶん、手にしやすい価格だからこそ、今回をきっかけに作品を手に取って、はちみつBLACKのことを好きになってくれたらすごく嬉しいです。
鼓もね子  正直、ワンマンのときの映像って、自分たちで見てて「恥ずかしいな」とも思える内容です。でも、「恥ずかしい」と思えるって、それだけ自分たちが成長してきたという証拠じゃないですか。お披露目ライブのときや、これまでに作ってきたMVについてもそう。毎回「これが最高!!」と思いながらやってきてますけど、時間が経つと「もっとこうしたい」気持ちがいろいろ出てきます。それだけ、日々理想としているはちみつBLACKの姿へ近づいてる証拠だから、そう思えている自分たちがとても誇らしいです。そういう成長も含めて、アルバム「HACHIMITSU BLACK PEPPER」を楽しんでほしいなと思ってる。あと、主催公演も毎月やっているから、ぜひ遊びにきてください。
リオ・アスナブル  主催公演は本当に自由にのびのびとやっているから、すごく楽しいです。ぜひ、見に来てください。




TEXT:長澤智典


【アルバム詳細】


「HACHIMITSU BLACK PEPPER」


リリース日 5/31(火)


形態 通常盤のみ


1CD+1Blu-ray Disc


価格 \888+消費税


[アルバム収録曲]


M1 BLACK RING

M2 バッドエンドロール

M3 Look at me

M4 ラタタタハンター

M5 鏡に映った自分は本当じゃない

M6 未発表新曲

M7 Anaphylaxis

M8 忘れてはいけない世界

M9 ステレオタイプ

M10 夢というタイムカプセル


・Blu-ray収録内容


1st ONEMAN LIVE

「恵比寿様!Going come back honey」全編収録

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