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5月21日(土)羽田空港で開催「MusicUnity2022」主催のD-YAMA氏独占インタビュー !

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◆今日は、まもなく開催される「MusicUnity2022」の直前インタビューとして、主催者である秋葉原MOGRAの代表D-YAMAさんにいろいろとお聞かせいただこうと思います。D-YAMAさんよろしくお願いいます!


※「MusicUnity2022」とは・・・
2022年5月21日(土)に開催される音楽イベント。羽田空港の第2ターミナル・国際線エリアと、同第3ターミナルにあるイベントスペース「TIAT SKY HALL」を使用した国内初の“空港内回遊型フェス”となる。
 

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↑株式会社モグラ代表取締役のD-YAMAこと山田将行氏
はい、よろしくお願いします。秋葉原でMOGRAというクラブを経営している山田です。

株式会社モグラ代表取締役のD-YAMAこと山田将行氏は、今や世界的に名前が知られている秋葉原唯一のクラブ「秋葉原MOGRA」を2009年にオープンさせ、そこから現在に至るまで秋葉原とクラブの2つのフィールドを舞台にMOGRA独自のカルチャーを牽引してきた秋葉原の新世代キーパーソン。
アメリカ、ドイツ、東南アジアなど世界各国を飛び回りMOGRAのDJスタイルを広める伝道師。DJ機器において世界中でトップシェアを誇る”PioneerDJ”のデモンストレーターや講師としても活動。


◆さて早速なんですが、まず2020年に開催された「MusicUnity2020」についてお伺いさせていただたいのですが…

2020年にコロナで緊急事態宣言が発令され、営業できなくなった全国のクラブやライブハウスと「MusicUnity2020」というオンラインイベントを開催しました。

最初の緊急事態宣言が発令されたとき、「はい、明日から営業しないでください」といった感じで何もわからないまま、いきなり営業ができなくなってとても困りまして。同じような境遇にあった全国のクラブのオーナーやアーティストとも情報交換したら、みんなもとても困っていたんですね。

かと言って普段通りの営業は一切できない状況で、なにかできないかな?と考えていたところ、食品の輸入販売を行なっている知人からも相談を受けて、困っているのはエンタメ業界だけじゃないんだ?って。で、あれば他の業種の方も巻き込んでなにか面白いことをしつつ、しっかりみなさんに利益が行き渡るようなイベントを組めないかと考えたのが「MusicUnity2020」(以下MU2020)でした。

MU2020では最大同時接続人数が10000人を超える瞬間もあったという。


◆MU2020は、配信で全国のクラブをつないで大きな話題を生みましたよね!

そうですね。当時は音楽の配信イベントが一切ないような世の中だったので。

MOGRAは2009年くらいからUSTREAMで営業の様子を配信していたり、その後Twitchとパートナー契約を結んでいたりと、既に配信に慣れていたということもありましたね。

外出ができなかった4月から6月までのあの期間は自分でもMUだけが生き甲斐でした。笑

MusicUnity2020 LOUNGE NEO枠で
出演するBUDDHAHOUSE


◆MU2020はその年のうちに企画として終了されていますが、それはどうしてですか?

MU2020は緊急事態宣言が終わったことをきっかけに、一度企画を終了しました。これをきかっけに、みなさん独自で配信イベントの仕組みをどんどん利用しはじめたられたのもありますが、なによりクラブやライブハウスに遊びに行ける状況になったことで、直接現地へ足を運んで楽しんでもらえたら!という思いがあったからです。

◆なるほど、そしてまた「MU2022」が復活されるわけですが、なぜ羽田空港で開催することになったのでしょうか?

MUをやろうと思って会場を探していたわけではないのですが、たまたまご縁があって羽田空港さんからお話をいただいたんです。

2020年に新設した羽田空港第二国際線ターミナルというのがあって、同年春にオープンしたものの新型コロナウイルスの影響で数日だけ営業してすぐに空港施設を閉鎖することになった場所があるんですけど、なにか面白い使い方ないでしょうか?みたいなご相談でした。

◆ちょうど「MU2020」をやっていた期間にオープンと閉鎖をしてるんですね。そこの場所は、普段、一般の方の立ち入りはできないんですか?

今は一般の方は立ち入り不可になってますね。自分も規模感とかまったくイメージできず、ふんわりと打ち合わせに行ったんですが、まるっと空港1つ分のスペースが無人になってて「ここなんですけど、どうですか?」って言われてめちゃくちゃ驚きました(笑)羽田空港はコロナ以前によく行ってたんですが、そんな場所があったことは一切知らなかったです。
↑現在は一般立ち入り不可となっている羽田空港第二ターミナル国際線エリア

◆空港1つ分ということはかなり大きな空間なんでしょうね?

本当に空港1つ分ですね。待ち合わせするロビーからチェックインカウンター、保安検査場やら搭乗口まで全て新設されてて、これが使えてないのはホントに勿体無いな~と思うレベルです。

保安検査場から先は管轄が違うなど色々あるらしく、今回の「MU2022」で使用するのは保安検査場より手前のエリアになります。
↑メインステージを設ける予定の3F部分

◆これは、すごい!話が少し戻りますが、もともとオンラインイベントだった「MusicUnity」をリアルイベントとして開催することになったのはどんな理由なのでしょうか?

実はもともと「MU2020」自体はリアルの場がないからオンラインを選択しただけで、あくまでリアルの場や人を守るための企画だったんです。音楽でいろんな人たちが繋がるようなハッピーな内容をテーマにしつつ、もうひとつのテーマとして、ライブやDJを通じた社会貢献を考えていて、他業種の人たちと手を組んで産業の活性化、そういったポジティブなことができればいいなというイベント企画がスタートでした。

で、今回はこういう新しい空港があるんだよということを周知して、多くの人たちに羽田空港に集まってもらいたい。それでコロナで客足が遠のいてしまったの方々にも潤ってもらいたいというのが個人的な思いです。

まん延防止重点措置が出ている時期に内見をしたのですが、そのときも空港の飲食店さんにはお客さんが入っていなくて寂しかったので、なにか協力できないかな?というのが「MU2022」の開催に繋がった感じですね。あとは人との繋がりをテーマにする「MusicUnity」にとって羽田空港というハブ的な空間がピッタリ合うなと。

◆飛行機での移動が減れば、空港に行くことも少なくなりますもんね。飲食店への誘導というと、どういったことを「MusicUnity」では行うんですか?

フェスの楽しみの1つに色んな食べ物を食べられることっていうのがあると思うんですよ。「MusicUnity」でもなにかやりたいなと思っていたんですが、そもそも色んな飲食店が入ってる施設なんだから出入り自由にして好きなところで食事やお酒を楽しんでもらう方が良いのではと思って出入り自由にしました。

本当は各飲食店さんと連携してなにか出来れば良かったのですが、今回は一度中止になったあとに急遽開催が決まったもので残念ながらそこまで詰められずでした。あとはイベント参加者が気軽に飲食できるように5Fにある「FLIGHT DECK TOKYO」というエリアで軽食の販売とアルコールの提供をしてもらうことになっています。

こちらのエリアでは物販も行なってますので、ぜひ立ち寄ってみてもらいたいです。

◆今回のイベントのラインナップについてお聞きしたいのですが、かなり特殊と言いますか異色のラインナップになってますよね?

もともとMOGRA自体がオールジャンルというのもあるのですが、「MusicUnity」の性質上、特定のジャンルに偏るよりは音楽そのものをフラットに楽しんでほしいという思いがあり今回のようなブッキングになりました。

意外かもしれませんが藤井隆さんは過去にもMOGRAで出演していただいたことがあったり、札幌moleさんで藤井さんと共演させていただいたときには、急遽「ナンダカンダ」のバックダンサーをしたこともありました(笑)

当時はご挨拶できなかったのですが呂布カルマさんについては、2018年に恵比寿LIQUIODROOMで開催された”ササクレフェス”で実は共演させていただいていたり、MOGRA自体もヒップホップが好きな人が多く、過去にはMUROさん、DJ JINさん、DJ松永さんなどにも出演いただいていたり、実は、いろいろとご縁が続いていたりします。

◇「MU2022」メインステージ出演者


◆秋葉原MOGRAは、アニソンのイメージがありましたが、意外とヒップホップのイベントも開催しているんですね。

今回アニソンの部分でいうと栗林みな実さん、ChouChoさん、ZAQさん、KOTOKOさんに出演をお願いさせていただいてるのですが、KOTOKOさんは以前何度かI’veのイベントで共演させていただいてまして、久しぶりにお会いする形になりますね。

◆今回の出演者でいうと、野宮真貴さんも何かご縁があったりするんでしょうか?

実は、野宮さんと直接お会いしたことはまだなくて、すごく楽しみです。ピチカート・ファイヴさんのつながりという面では、2013年に小西康陽さんがMOGRAに出演されてます。

◆MOGRAは本当に色々な方が出演されてますね。今回はメインステージの他にサブステージもあるとのことですが、そちらについても教えていただけますか?

メインステージだけでもしっかりボリュームがあるのですが、どうにか「MU2020」のときにお世話になったDJの皆さんにも出演してもらいたいなと思い、空港側にお願いをしてもう1フロアにDJブースを作ってもらうことになりました。本当は過去出演いただいたDJさん全員ブッキングしたかったのですが、そうすると全然時間が足りないので今回はこのメンバーにお願いしたという感じです。

◇サブステージ出演者

◆MOGRAオールスターですね、楽しみです。ほかにも、D-YAMAさんおススメの「MU2022」の見所を教えてください!

基本的に全て自信を持ってオススメできるんですが、やっぱりロケーションが一番ですかね。誰も入れないはずの空港であることとか、使われていない最新機材とか、そういう萌えポイントは今回の企画ならではです(笑)

あとはなによりステージの後ろがめちゃくちゃ大きいガラス張りの窓なんですが、その先って飛行機の発着場になってるんですよ。なのでDJとかライブ中に飛行機がガンガン飛んでいく!これは、このイベントでしか楽しめないポイントだと思います。幸い当日の天気予報は、晴れるようなのでぜひ楽しんでほしいです。 

◆うわっー、それは萌えますね!「MU2022」めっちゃ楽しみになってきました。今日は、ありがとうございました!

こちらこそありがとうございました!まだまだ前売り券が販売中なのと、当日券も5F物販エリアで販売しますので、みなさんぜひ遊びにきてください!

♢♢♢MusicUnity2022♢♢♢

【開催日】
2022年5月21日(土)

【時間】
開場12:00/開演13:00/終演21:00予定

【場所】
羽田空港T2国際線エリア/FLIGHT DECK TOKYO(5F)

【料金】
⼊場料⾦前売:¥6,000/当⽇¥7,000

【公式ページ】
http://mu2022.jp/

【主催】
株式会社モグラ

【特別協力】
株式会社KOTOWARI

【運営】
ぴあ株式会社

<出演者>

栗林みな実
藤井隆
野宮真貴
ぷにぷに電機
呂布カルマ
Batsu
BUDDHAHOUSE
ChouCho
D-YAMA
DJ WILDPARTY
KOTOKO
kz(livetune)
PARKGOLF
TAKU INOUE
ZAQ
VJ
haga
Naohiro Yako
yonayona graphics
SUB STAGE
DJ SHINSTAR
has
masato
Mura
Musicarus
TAKUYA the bringer
youthaqua
yuzen
とんとん

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