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メジャー1stアルバム『君が君でいられるように』で2つの夢を叶えた三浦風雅にインタビュー!―― 三浦が語る“夢を叶える方法”とは!?

dot yell編集部
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2021年6月に月9ドラマ『ナイト・ドクター』のオリジナルナンバーを歌う新生代シンガーに抜擢され、その後も『奇跡体験!アンビリバボー』EDに「CANVAS」が起用されるなど、今話題のシンガーソングライター・三浦風雅がメジャー1st アルバムとなる『君が君でいられるように』を2022年7月13日にリリースする。三浦が歌手活動を始めるきっかけになったRakeからの楽曲提供、さらにはデュエットと、今作で三浦は“2つの夢”を叶えたという。「夢は逃げない、自分がで遠ざかってるだけ」と語る三浦の“夢を叶える方法”とは!?



――今回アルバムという形で作品を発表することになりましたが、制作に当たっての構想などはあったんですか?

三浦:アルバム自体をどう作りたいかというものと、自分のメジャー1stアルバムということで、自分の音楽のきっかけを作ってくださったRakeさんとずっと一緒にお仕事をしたい、一緒に歌を歌いたいって夢があって、それが実現できたらいいなと。


――これまで配信やシングルでリリースされてきていますが、配信だと曲単位でダウンロードしたりストリーミングすることができるじゃないですか。そんな時代アルバムを出す意味についてアーティストとしてどう思われますか?

三浦:そういう時代だっていうのは僕も感じていて、曲単体で聴ける時代ではあるんですけど、今回のセットリスト、曲順を考えさせてもらった時に、改めて自分が歩んできた道のりや、伝えたい感情の変化だったりとかも含め、まずはこのセットリストで聴いていただきたいという思いがありました。「君が君でいられるように」はアルバムのタイトルにもなっていて、メジャーデビューしてから一年間を経て、自分がどんなふうに変わっていったのかっていうところの第一声として1曲目に持ってきて。そこから「Start」という曲につながって、これはメジャーデビュー曲なんですけど、今の三浦風雅とデビューした時の三浦風雅が並んだ時に、歌声も歌い方も変わってきているのを感じてもらいたいのもあって2曲目に持ってきました。あと5曲目「未来話」と6曲目「思い出に花を添えたら」も、ストーリー性を感じられるように繋げていたりもします。


――「君が君でいられるように」「Start」「CANVAS」この3曲は根底に共通するテーマが流れていると感じました

三浦:自分のなかに「夢」っていうテーマがあって、今自分が伝えたいものは夢を追いかける姿だったり、この1年が夢に挑戦する思いが強かった1年でもあったので、自然と夢をテーマにする曲も多くなっていった感じです。


――ファンの皆さんを勇気づけたいみたいな思いもありましたか?

三浦:(この1年は)僕らアーティストもライブができなくなったりとか、上手くいかなかったこともたくさんあったんですけど、アーティストだけじゃなくてファンの方々もそれぞれの生活があって、同じ境遇に立ってると感じていて、音楽を通して、聴いてくださる方の心にちょっとでも寄り添えるようなものができたらいいなと思っていました。なので楽曲を通して少しでも背中を押せたり、聴く人の心に寄り添えるような音楽を届けられたらということを気にかけて歌い続けてきました。


――「未来話」と「思い出に花を添えたら」の並びも気になりました。

三浦:「未来話」が相手を想う気持ちがあふれているなかで、最後は別れで終わるんですね。「未来話」で別れてから時が経って「思い出に花を添えたら」につながっていくんですけど、冒頭のAメロが「未来話」のMVの最初を感じさせるようになってるんですよ。自分の中で別れを幸せな思い出に変換できたからこそ、「思い出に花を添えたら」の感情に変わっていくっていうのを曲を通して描きたくて。時の流れを経て自分にやっと区切りがつけるような、そんなところを表現できたらと思って曲も書きました。


――そして冒頭でお話しされていたRakeさんとのデュエットも実現しました。こちらはどんな経緯でお話が進んだのですか?

三浦:「君が君でいられるように」をRakeさんに提供していただいた際、当初は1曲お願いしていたんですが、2曲デモをくださって、そのもう1曲が“君と僕の「I love you」”だったんです。どちらか1曲を選ぶ予定だったんですが、どちらもいい曲だったので「2曲とも歌えないですか?」とRakeさんに相談させていただきました。楽曲提供していただく夢とともに、Rakeさんと一緒に歌うのも夢だったので、今回ふたつの夢を一気に叶えてもらえました。


――レコーディングはどう進められたんですか?

三浦:歌録りは別々でしたが、自分のレコーディングの際にはRakeさんが仙台からディレクションに来てくださいました。レコーディングでは自分の中で準備していたものをそのまま出して、Rakeさんに「ここはもうちょっとこういう風な表現の方が良いよね」だったり、「ここはこういう風に歌ったほうがより伝わるよね」といったことをアドバイスしていただいたんですが、そこに“Rakeさん節”というかエッセンスが散りばめられていて、よりRakeさんと一つになれる瞬間を作っていただきました。


――完成した曲を聞いたお気持ちは?

三浦:18歳の頃から約7年越しで夢が叶って、Rakeさんの歌声に、これからの自分に対してのエールを感じたというか。一緒に奏でたことで「音楽やってて良かったな」とか、夢を追い続けることの素晴らしさだったりもすごく実感しました。自分がRakeさんから頂いた楽曲を通して、次は自分が聴いてくださる方々に届けたい想いもこみ上げてきて、本当に夢のような幸せな時間でした。


――7年越しにご自身の夢が叶った“歌”を聴いてもらうことが「夢」というメッセージを伝えることにもなりますよね

三浦:予約限定MFスペシャル盤に手書きで楽曲を説明するセルフライナーノーツが付いてるんですけど、そこでも「夢って叶うんだぜ」って書いちゃいましたもん(笑)。夢って“叶わないからこそ夢”だって考え方もありますけど、僕は“叶えられるからこそ夢”だと思ってるんですよ。なかなか思うようにいかないことがある世の中だし、理想通りにならないのが当たり前の人生なんですけど、それでも諦めずに追いかけた者こそが夢を掴めるなって。夢自体って全然逃げないんですけど、自分自身がいつも逃げるなと思ってて。


――「Start」の内容につながりますね

三浦:そうなんですよ。常日頃からそれを思っていて。いつも逃げてしまうのは自分だし、現実から目を背けてしまうのも自分だから、夢は決して叶わないことではなく、夢から逃げてるだけで遠ざかってるのは自分。でも夢をつかみ取ろうと思い続けたり、走り続けることで夢に近づいていくはずなので、それが7年越しに叶った瞬間はこの上ない幸せを感じて、だからこそその想いを伝えることが、これから夢を目指す人や今、夢を追いかけてる人の背中を押すきっかけになるかなと思いました。夢を追いかけてる人にはぜひ聴いていただきたいです。


――手書きセルフライナーノーツも気になります

三浦:僕、めちゃくちゃ字汚いんですよ(笑)。路上ライブやってて警察の方に止められていろいろと書類を書くんですが、ちゃんと書いたのに警察の方に「ふざけて書くなよ」って怒られるぐらい字汚くて。真剣に書いてるんですけど(笑)。それを今回スペシャル盤に入れるっていうことで、自分の中ではすごく抵抗あったんですけど、真剣に書けば伝わるかなと思って書きました。


――何年か後にセルフライナーノーツ第二弾を出していただいて、今と字の変化を見てみたいです

三浦:いやぁ、変わらないんじゃないですか(笑)。


――いやいや、書いてるうちに上手くなるかもしれませんよ

三浦:はい、たしかにそうですね(笑)。今回はスペシャル盤ということで、本当にコアな人に受け入れられたらいいなと思ってるんですけど、手書きの方が伝わるものもあるかなと思ってます。


――そしてアルバムリリースのタイミングでバースデーライブ、その後全国ツアーも控えていて、久々に有観客でファンの方とお会いできる機会になりますね

三浦:本当は2020年にツアーをやる予定だったんですよ。福岡、北海道、大阪、名古屋でやる予定だったんですけど、延期を繰り返して結局東京公演しかできなかったんです。ですので東京以外の地域の方々には2年越しに会えるっていうのもあって、楽しみにされていると思うんでしっかり準備して行きたいです。今回、横浜以外の会場は昼と夜の2公演あるんで、それぞれに変化を作りたいなと思っていて、両方来ても楽しんでいただけるようなツアーにしたいです。どっかでアコースティックバージョンとかもできたらとか考えています。その前にバースデーライブがありますが。


――そのバースデイライブはどんなライブになりそうですか?

三浦:僕も26歳になるんで、26歳にふさわしいようなライブをしたいと考えています。アルバムの曲の中から何曲か新曲も初披露したりとか、皆さんが祝ってくださるだけじゃなく、僕からもプレゼントとして歌いたいと思ったりしてます。


――ファンの方は嬉しいですよね。アルバムは7月13日(水)発売ですが店着が火曜日だと、11日の月曜にライブで新曲を聴いて翌12日に買えるっていう

三浦:誕生日が7月11日で本当によかったなと思ってます(笑)。


――最後になりますがアルバムのタイトルが『君が君でいられるように』、ツアーが「僕が僕でいられるように」ということで、三浦さん自身が“自分が自分でいられる”ようにするため心がけていることや意識していることは?

三浦:自分は落ち込んでから這い上がるまでの時間がすごく長いんですよ。その時って大体人と比べたり、周りと比べてしまうことが多くて、それが原因で気持ちが下がってしまうので、周りを気にせず自分の心が一番穏やかになれる瞬間を長くするように心がけています。その中の1つがライブで、みんながいてくれるからこそ自分がステージに立てる。僕が僕でいられるためにライブをするっていうことを心の中心に置いています。





■リリース情報

画像は通常盤となります

1st ALBUM 『君が君でいられるように』

2022年7月13日(水)発売


【通常盤】CD only:3,000円(税込)/ PCCA-06132

【予約限定M盤】CD+DVD+PhotoBook:8,800円(税込)/SCCA-00132

【予約限定F盤】CD+DVD+PhotoBook:8,800円(税込)/SCCA-00134

【予約限定MFスペシャル盤】M盤+F盤+ポスターライナーノーツ+スリーブケース:17,600円(税込)/SCCA-00135


■イベント情報

全国ツアー『MIURA FUGA LIVE TOUR 2022 ~僕が僕でいられるように~』


2022年8月6 日(土)横浜ランドマークホール

2022年8月14日(日)福岡 DRUM Be-1

2022年8月27日(土)北海道 ペニーレーン 24

2022年9月3日(土)大阪 梅田クラブクアトロ

2022年9月4日(日)名古屋クラブクアトロ


【関連リンク】


三浦風雅公式HP https://miurafuga.jp


Instagram https://www.instagram.com/fuga2828m/


Twitter https://twitter.com/fuga2828

YouTube https://www.youtube.com/channel/UCqIEjoblcFRLz_SK8YXwH8Q


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