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【天野ひかる】あるいは(映画がもたらす予期せぬ奇跡) vol.1『BABYLON』

dot yell 編集部
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初めまして!ARCANA PROJECTの天野ひかるです!!

この度dot yell webさんにて映画コラムを書かせていただくことになりました🌟
自分の描く文章をこうして掲載させていただけるのをとても嬉しく思います!
どうぞよろしくお願いします。

天野ひかるは、アニソンボーカルユニットARCANA PROJECT のメンバーで現在20歳!

好きななものは、アニメ、漫画、お笑い、ファストフード、歌うこと、愛犬のポーちゃん・・・


そしてなにより……

映画!!!!


これまでに見た映画の本数は、985本!(全て記録してます)


私は物心ついた時から映画大好き人間なのです。

初めて映画館に行ったのは5歳頃

ディズニー作品を見て、幼いながらに私はじっと静かに映画に集中していました。

そこから映画好きの父が私をほぼ毎週のように映画館へ連れて行ってくれました。

ドラえもんやクレヨンしんちゃんのようなファミリー向けの作品や、絶対にまだ対象年齢ではないようなティムバートン監督の作品まで、私は映画館へ行くことが習慣付いて、今では1人足繁く映画館へ通っています。

映画を見ることは私にとって、趣味ではなく、人生に必要不可欠なものです….!!!


私の愛する映画を皆さんにも見てもらいたい、たくさんの方に映画館へ足を運んでほしい!!

そんな熱い想いで書かせていただきます!

それでは、記念すべき一本目に紹介する映画はこちら!

「BABYLON」バビロン(2021)   [R-15]

<あらすじ>
黄金時代と呼ばれた1920年代ハリウッド新人女優“ネリー”と監督を目指す少年“マニー”が、サイレント映画の大スター“ジャック”の開くパーティ会場で運命的に出会い、彼らはそれぞれの道を駆け上がっていく。しかし、ハリウッドはサイレント映画からトーキー映画へと移り変わる激動の時代。映画業界で夢を叶えようとする人間たちの運命を描いた超大作!!!


映画…音楽….ハリウッド!!!
私の中で近年一番衝撃的な作品です。感動してたくさん泣いてしまった・・・!

監督、脚本は2016年に「ラ・ラ・ランド」でアカデミー賞・監督賞を受賞したデイミアン・チャゼル。私が一番好きな監督です!

音楽は監督と長年タッグを組み続けアカデミー賞2部門受賞歴のある、ジャスティン・ハーウィッツが担当。

デイミアン・チャゼルといえば音楽を大事にする監督で、今作のバビロンも ジャズ、クラシック、ハウスミュージック、オペラ、ラテンなどの音楽を全身で浴びれます。これは、映画館で見てほしい!

なんと、監督はバビロンの核となるメロディを見つけるのに2年もの月日を費やしたそうです!

そりゃ素晴らしいものになるよね…こだわりがすごすぎる。

出演はブラッド・ピット、マーゴット・ロビーといった大物俳優に加えて、期待の新人ディエゴ・カルバ、リ・ジャン・リなど他にも魅力的なキャストが集結!!!!!
私はマーゴットロビーが大好きなので、キャストが発表された時点でものすごい期待値でした。

映画冒頭のパーティーから私は引き込まれ釘付けになりました。
薬物、、裸体、、象?‼︎ こんなお祭り騒ぎを毎晩当時のスターはしていたの?と抱えきれない情報量の波。
映画を作る人たちの裏側を恐ろしいほどじっとりと描いていて、ショッキングなシーンもたくさんありました。


どのキャラクターも印象的でしたが、やはりマーゴ演じるヒロインのネリーは圧巻でした。華やかで破天荒なネリーを演じられるのは彼女しかいません。そう断言できます!!

ネリーはとある役でスターへの道が開かれるのですが、彼女は誰よりも愛してくれた主人公マニーを何度も裏切り、自ら悲しい結末へ進んでしまいます。


世界初の音がある映画(トーキー映画)「ジャズ・シンガー」の大ヒットにより、音のない映画(サイレント映画)が衰退し、映画業界の何もかもが変わる。

まさにハリウッドの光と闇を描いた作品。

パーティのシーンから、後半は一転して地下で行われていたハリウッドの裏社会を牛耳る人間の恐ろしい遊び。(実は闇の部分が映画のほとんど)役目を終えて過去の産物となっていく映画スター、前半と後半で対比がものすごく効いてます。

監督が光の部分だけではないと実感しているからこそ、闇の部分が濃く描かれているに違いない。

監督は誰より映画を愛していて、バビロンはその狂った部分の向こう側にある何かを私たちに伝えようとしているのです。
どれだけ輝いても、代わりはいくらでもいる。
いつかは世界から必要とされなくなる。それでも彼らはその時代を血を吐きながらもがき続ける。

ハリウッドの栄枯盛衰を描いた最高傑作だと思います!!!

近くで彼らの生き様を見ているようで、終わった後ドッと疲れがきます!笑(3時間もあるからね)
何より映画って素晴らしいいなあああ!という気持ちになれます。

映画「バビロン」
ぜひこの感動を一緒に味わいませんか?


最後まで読んでいただきありがとうございました!
それでは、また会いましょう!バイバイ〜

© 2022 Paramount Pictures.

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