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磯村勇斗、大満足の写真集は「120点」!!レスリー・キーから「すごい俳優さんに出会った」と大絶賛!

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磯村勇斗写真集「PASSAGE」の発売を記念したイベントが、11月6日(日)に開催。イベントの前に行われた会見に、磯村勇斗が登場した


大作映画からインディペンデント、アート作品まで幅広い分野に出演。2022年は、映画『ヤクザと家族 The Family』と『劇場版 きのう何食べた?』(共に‘21年公開)で第45回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。今年9月に30歳の節目を迎え、名実ともに「実力派俳優」として波に乗る俳優・磯村勇斗。

そんな彼と、世界的フォトグラファーのレスリー・キーがこの5年の間に何度もセッションを繰り返してきた数々の作品を収録した磯村勇斗写真集「PASSAGE」が発売中だ。発売を記念したイベントが都内にて行われた。

磯村勇斗写真集「PASSAGE」(東京ニュース通信社刊)

会見に登場した磯村は、完成した写真集を手に取った感想として、「レスリーさんが切り取る写真を僕はずっと好きで、この5年間、レスリーさんに沢山撮っていただいただいて、大満足の1冊になったのかなと思います。5年間のいろいろな成長をみられる写真集にもなっているので、非常に満足しております。」と笑顔を見せた。レスリーとの5年間のセッションで印象的だったことを聞かれると、「どれも印象的で、特にこの写真の時、ホテルの浴槽にバーッと入って躍動的に撮るとか、ホテルのベッドで騒ぐ一瞬を切り取る時のセッションは、2人とも童心に戻って写真を撮っていたので、とても印象的でした。」と振り返った。

磯村勇斗写真集「PASSAGE」(東京ニュース通信社刊)

会見にはスペシャルゲストとして、レスリー・キーがシンガポールから駆け付けた。磯村の魅力については「5年前に初めて会った時から今まで、すごい純粋なところと力強いところが、ずっとずっと変わらないことが素晴らしいと思う。初めて撮影をした時に、5年間かけて撮影して写真集にしたいとすぐに思い、思わず言ったのは人生で初めて。本当に久しぶりにすごい俳優さんに出会ったなと思っています。」と大絶賛。5年後に写真集を出すということについて、「まず、勇斗からすぐにOKがくることもそうだけど、事務所の方々もこのアイディアに乗ってくれたことにすごく感謝します。1人の勇斗のファンとして、友人として、そして勇斗をずっと撮り続ける写真家として、彼の30歳の記念の写真集として残したいと思っていたので、無事に(写真集を)発表できて良かった。」と笑顔を見せた。それに対し磯村も、「最初に聞いた時から絶対やりたいなって思っていました。初めてお会いする前からレスリーさんのことを知っていて、写真が好きだったので、『自分を撮っていただいただけるんですか? いいんですか?』っていうところもあって。でも『この5年が楽しみ、5年頑張って生きよう』と思いますし、良いものを一緒にセッションして作っていきたいなという思いがすごい強かったですね。」と続けた。

磯村勇斗写真集「PASSAGE」(東京ニュース通信社刊)

レスリーのすごいところについて磯村は、「いくつもあるんですけど、被写体、撮られる側の奥にある眠っているエネルギーを引き出してくださるんですよね。なので、自分の知らない面を切り取ってくれる。あと、とにかくセッションしていて楽しいです。いつも戦っているんですけど、愛がお互いの中にあって。愛情深いところが、とても魅力ですね。」と教えてくれた。印象に残っている撮影については、「寒い時期、洞窟の中での撮影。風がすごく通るので、全部お腹に風が当たって大変だった。」と、裸にジャケット姿で海の近くの洞窟で撮影したのが大変だったそう。早朝から一日中撮影をしたそうだが、「その日は一日とても刺激的でした。疲れなかったです。ずっと覚醒してました。」と、疲れが吹き飛ぶほど、レスリーとのセッションを楽しんでいた様子がうかがえた。

磯村勇斗写真集「PASSAGE」(東京ニュース通信社刊)

今作では、5年間で撮影された全10万枚のうちの厳選された約200枚の写真が収録されている。レスリーが撮影した自身の姿について磯村は「自分で見て『惚れるな』とかは言えないんですけど。でも、やっぱり艶感っていう部分とかは、自分にもそういうのがあるのかなというか、そこの部分をレスリーさんに魅力的に撮っていただいたので、良い写真に仕上がっているんじゃないかなと思いますね。」とはにかんだ。

磯村勇斗写真集「PASSAGE」(東京ニュース通信社刊)

お気に入りの写真は、あり過ぎて選ぶのが難しいと言いつつもレスリーが選んだのは、表情豊かな磯村の写真が一面に載っているページ。「このシリーズはとても好きだなと思って。勇斗の魅力がみんな完璧にいろいろ見えると思います。簡単に見えるんですけど、なかなか難しい。やっぱり俳優は表情と表現が大事じゃないですか。『彼はモデルじゃないから、ダントツ俳優ですから。』と思っています。」と磯村の表現力を絶賛した。対して磯村は「僕は、本当に苦手なんですけど、でもレスリーさんは特別で。ここまで心を開いてセッションできる方ってなかなかいないんですよね。もちろん、他にもフォトグラファーさんでいますけど。やっぱり、こういう場(記者会見)で写真を撮られのも苦手ですし、でも、(レスリーさんが)フォトグラファーなんですけど、どこか監督みたいなところがあるので、どちらかというと映画を撮っているような気分です。だから自由に表現できるんだろうなと思います。」と、今度は磯村がレスリーを礼賛した。

磯村勇斗写真集「PASSAGE」(東京ニュース通信社刊)

写真集にはカラー写真とモノクロ写真があるが、どのような意味で分けているのかと問われると、「ポートレートとして中心のところはモノクロにしました。つまり、シンプルな背景でモノクロにしている理由は、彼の存在感やアイデンティティを残したいと思ってそうしています。」と、レスリーが明かした。ポージングについては、レスリーからの指示を受け一回やってみて、そこからどんどん崩していくというスタイルだそうで、これに関して「(磯村は)崩すのが、とても得意。私がこういう風に撮りたいとイメージを伝えたらすぐに分かってくれて、お互いのキャッチボールがすごかった。俳優さんでこんなにキャッチボールができる人はいないから珍しい。さらに、私が指示したポーズだけではなく、逆に勇斗からもそれ以外のポーズや表情を崩す中でやってくれて、良い写真が撮れたなと思っています。」とまたもレスリーから絶賛された磯村だが、「感覚でいつも撮っていて、(ポーズを)決めずに、その時その時でやっているので、どういうポーズが出るかは自分でも分からないです。」と返した。また、「勇斗は指がとても綺麗。だから、アップで撮る時に手を使うと魅力が増す。そこはすごくポイントだと思います。」と褒められると磯村は、「これからは手を意識してしまいますね」と笑いを誘った。

磯村勇斗写真集「PASSAGE」(東京ニュース通信社刊)

表紙の写真についても、「表情もそうだけど、手が綺麗だから。優しさもあって強さもあって。私も勇斗もマネージャーも満場一致でこの写真に決まった。表情がポイント。パンク、ロック、美少年もできる、すべてがこの一枚に映っていると思った。」とレスリーが答え、「これから宣材写真はこれにしたいと思います。それくらい表情と手も力の加減がミスマッチしているんですけど、惹かれる写真だと思ってこの写真を表紙にしました。」と磯村も気に入っている様子が伺えた。また、今作のタイトル「PASSAGE」に込めた思いを聞かれると磯村は、「一言でいうと通過点ですね。まだまだ僕自身もですけど、変化していかなければいけない中での、ちょうど30歳の節目というところで。これから40歳に向けて俳優として、ステップアップしていく中で、ちょうどこの30歳に出すというところを含めて、『PASSAGE』という名前がとても良い意味合いを持つんじゃないのかなということで付けました。」と教えてくれた。

磯村勇斗写真集「PASSAGE」(東京ニュース通信社刊)

さらに、写真集に点数をつけるならと尋ねられると、「点数なんて読んでくださった方がつけてくれたら嬉しいですけど。レスリーさんにこれだけ素敵な写真を撮っていただいたので、写真ということで考えると大満足です。120点の写真集になっていると思います。」と自ら太鼓判を押した。また、「今回の写真集はレスリーさんというのもありますし、海外の人たちにも見てもらえたら嬉しいです。もちろん国内で応援してくださる方々やお世話になっている方々にも見てもらいたいですけど。写真がとても良いので海外の方々にも見てもらいたい。」と、ここからも今作が自信作だということがうかがえた。

磯村勇斗写真集「PASSAGE」(東京ニュース通信社刊)

レスリーには早くも次回作の構想があるようで、「この5年間は、ファッションを中心としたファッションフォトを意識して撮影してきました。勇斗を1人の俳優として、彼が衣装を着たときに、どんな化学反応が起こるのかというのを、ロケもスタジオも室内も常に考えて撮影してきました。そして今日、次の5年間のことを『10本の映画で、まるで磯村勇斗が10個の主人公を演じているかのような写真に挑戦してみない?』と彼に伝えました。『ファッションフォト』から次は『ムービーフォト』にしたいと思っています。」と意気込んだ。

磯村勇斗写真集「PASSAGE」(東京ニュース通信社刊)

ドラマや映画への出演が相次ぎ、30歳の節目の年を大活躍で迎えた磯村。「今年は僕にとっては、かなり映画の年だったなと思っていて。初めての主演映画もありましたし。いろいろな賞もいただいたりしたので、ようやく映画界に少し足を踏み入れることが出来たなと思っているので、ここから映画を盛り上げられる一員になりたいなと思います。」と1年を振り返った。今年1年を漢字一文字で表すとしたらと尋ねられると、「いろいろな変化があって、そしてこれからも変わっていきたいと思うし、『PASSAGE』の意味も込めて“変化”の“変”ですかね。まだまだ変化していきたいという希望も込めて“変”にします。」と教えてくれた。「30歳になって、これから40歳に向けての10年間、自分自身でもとても楽しみなので、いろいろな枠にとらわれずに、もっとエネルギッシュにアグレッシブに枠線を超えていきたい。怖がらずに安定を求めずにトライしていきたい。」と今後の目標を語り、力強く締めくくった。

【商品概要】磯村勇斗写真集「PASSAGE」

●発売日 : 2022年11月4日(金)<好評発売中>
●定 価 : 4,400円
●撮 影 : レスリー・キー
●発 行 : 東京ニュース通信社
全国の書店、ネット書店にてご購入いただけます。詳細はTOKYO NEWS magazine&mook<https://zasshi.tv/>をご確認ください。

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